知識情報システム学類らの学生チームがロボカップ2017世界大会で優勝
更新日:2017年8月4日
2017年7月27日(木)~30日(日)、愛知県においてロボカップ2017名古屋世界大会が開催され、各種実施された競技のうち「サッカーシミュレーション2Dリーグ」において、大阪府立大学・福岡大学の混合チーム「HELIOS2017」が見事優勝しました。
ロボカップは、人の操作によって動くロボットではなく、自ら動く自律移動型ロボットによる競技会です。その中の「サッカーシミュレーション2Dリーグ」は、2次元平面でサッカーを行うリーグで、大阪府立大学は2002年から参加しています。
「HELIOS2017」
大阪府立大学参加メンバー
福島 卓弥 | 人間社会システム科学研究科 現代システム科学専攻 博士前期課程 1年 | |
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鈴木 雄大 | 現代システム科学域 知識情報システム学類 4年 | |
大堀 杏 | 現代システム科学域 知識情報システム学類 4年 | |
中島 智晴 | 現代システム科学域 知識情報システム学類 教授 |
学生代表 福島さんのコメント
福岡大学と大阪府立大学の共同開発チーム「HELIOS」で、世界大会RoboCup2017に出場しました。昨年は残念ながら決勝戦で敗退してしまい、非常に悔しい結果に終わりました。そのリベンジと、12年ぶりの日本での開催ということもあって絶対に優勝するぞという強い思いを持って研究、開発を続けていきました。先生方も親身になって開発に関する相談に乗ってくださり、自分の理解を深めながらチーム開発に従事することができました。
大会では、多くのチームが我々のチームへの対抗戦術を実装してきており「1点」が非常に重要になる試合が多くありました。試合はすべて人工知能が行っているため、試合中は見ていることしかできず、常に緊張感がとれませんでした。決勝でも、昨年のように負けてしまうのではないかという不安がありましたが、なんとか勝利することができて本当に嬉しかったです。
今回の大会では、優勝することができたとはいえ、開発において多くの課題が残りました。来年のRoboCup2018では、2連覇をめざして更に強いチームをつくっていきたいです。
中島教授のコメント
世界一はとても特別です。しかも無敗で達成できたことは、日本開催の世界大会で日本チームの存在感を強く出すことができたと思います。福岡大学 秋山先生のリードは当然ですが、本学の学生メンバーも各自の役割をしっかり理解し、チーム一丸となって毎日頑張ったことがよい結果につながりました。また、研究室の他の学生や周りの皆さまのご理解やサポートも必要不可欠でした。感謝しております。私も決勝戦直前にカツカレーをしっかり食べることで優勝に貢献することができました。
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現代システム科学域 知識情報システム学類
教授 中島 智晴
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