新型コロナウイルス感染症に対する本学の対策方針
新型コロナウイルス感染症に対する本学の対策方針(第11.1版)
更新日:2021年1月8日
第11版からの変更点
- 「13. 教職員の国内出張の取扱いについて」の内容を更新しました。
本学においては、各種活動における新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じているところですが、引き続き、十分な感染防止対策に努めることとします。
さて、今般の新型コロナウイルス感染症の急速な拡大を受けて、大阪府新型コロナウイルス対策本部会議において、「大阪モデル」レッドステージ(非常事態)への移行が決定され、大阪府民に対して不要不急の外出自粛の要請がなされました。
また、首都圏への緊急事態宣言が1月8日から発令され、また大阪においても感染者の急増をうけ、国に対し緊急事態宣言の発令を要請する見通しとなりました。新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況は大きく変化しています。これを受け、対策方針を次のとおり改めます。
感染拡大を予防するためには、一人ひとりが感染予防のための取り組みを最大限講じることが重要です。
学生および教職員においては、感染症の危険性や対処法を正しく理解し、実行するとともに、差別や偏見が拡がらないよう、注意深く行動してください。
1. 日常生活について
学生および教職員は、引き続き「新しい生活様式」を実践し、感染防止に注意を払って生活してください。
(1) 体調管理と感染予防
- 毎日の検温
発熱や咳など比較的軽い風邪の症状がある場合、外出せず療養する。 - こまめに手洗い・手指消毒・うがい
手洗いは30秒以上かけて正しい方法で行う。
外出時は消毒液等を携帯する。
うがいが難しい場合は口のど殺菌スプレーやこまめな水分補給を行う。 - マスク着用
学内ではマスク着用を原則としていますが、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずして構いません。また、マスクを着用している時は、強い負荷の作業や運動を避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を行い、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクを外して休憩してください。 - こまめに部屋を換気
- 買い物などではキャッシュレス決済を利用する
(2)3つの密(密閉・密集・密接)の回避
- 人との間隔をできるだけ2m(最低1m)空ける。
- 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
- 遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。
- 宴会等の自粛。
- カラオケ店、ライブハウス、スポーツジムなどクラスターが発生しやすい施設への立ち入りを自粛する。
(3)移動に関する感染対策
- 不要不急の外出を自粛する。
- 発症したときのため、いつ誰とどこで会ったかをメモする。
- 公共交通機関を利用する場合は、必ずマスクを着用し、手で顔を触らないようにし、利用後の手洗い・手指消毒・うがいを徹底する。
(4)「大阪コロナ追跡システム」の利用
- 不特定多数の人が集まる施設等を利用する場合は、大阪府が提供する「大阪コロナ追跡システム」によりメールアドレスの登録を推奨する。
(5)「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」の利用
- 厚生労働省が提供する感染者との濃厚接触の可能性を知らせる「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」の登録を推奨する。
2. 入構にあたって
(1) 大学構内での留意事項
- 入構前に平熱であることを確認してください。また、構内においては、原則マスクを着用してください。特に建物内にいる場合や、屋外で十分な距離(2メートル以上)を確保できない場合は、必ずマスクを着用してください。
(2) 入退館管理システムの活用
- 学生は、大学および棟へ入退出する際は、入退館管理システムへの入力を求めます。
3. 授業について
後期授業は9月28日から開始し、通常時間割での運用とします。講義科目はオンライン授業または対面授業とし、実験・実習、演習科目については対面授業を基本とします。また、一部の対面授業ではオンライン授業を併用します。
なお、大阪府の新型コロナウイルス感染拡大状況等を踏まえ、必要な場合は対面授業をオンライン授業に切り替えて実施します。
4. クラブ等の課外活動について
後期以降も引き続き、事前手続きのうえ、許可を得た課外活動団体に対してのみ制限的な活動を認めます。
なお、活動制限の内容については、感染症の拡大状況や社会情勢等により変更する場合があり、その際は各団体の代表者等あてに案内します。
5. イベント開催(オンライン開催を除く)について
イベントの開催は原則控えてください。ただし、本学がその必要性を認める場合に限り、十分な感染症対策(「1.日常生活について」参照)を講じることを条件に認めます。特に、不特定多数が参加するものについては中止、または当分の間延期してください。
6. 大学施設等について
(1) 施設の利用
- 大学施設の利用情報については、本学Webサイト等により案内しています。なお、利用する皆様においても可能な限り窓を開けての換気の実施や、使用後の消毒等を行ってください。
(2) 施設の貸出
- 全キャンパスとも、2021年3月31日までの期間、原則として禁止します。
7. 入学試験について
2020年度中に本学で実施される全ての入学試験については、2020年6月19日付文部科学省通知「令和3年度大学入学者実施要項について」および「令和3年度大学入学者選抜に係る新型コロナウイルス感染症に対応した試験実施のガイドライン」に基づき実施いたします。
8. 学生・教職員の海外渡航について
(1)感染症危険度レベル3の国等へは「渡航不可」とし、感染症危険度レベル2の国等へは、「原則として渡航不可」とします。
(2)学生・教職員が海外に渡航するときは、公私を問わず、学生にあっては学生課に、教職員にあっては、所属長を通じて人事課に届け出を行うこととします。
(3)学生および教職員が海外から帰国・入国される場合は、次の対応をお願いします。
〈1〉帰国・入国後、14日間は、発熱や咳等の症状がないか必ず経過観察(体調と体温の記録)を行うとともに、不要不急の外出は控え、検疫所長が指定した場所または自宅で待機する。また公共交通機関の利用も控える。
〈2〉発熱・咳等の症状が出た場合には、医療機関には直接行かず、大阪府相談窓口または管轄の保健所に相談のうえ、その指示に従い、あわせて本学に連絡する。
9. 学生の海外派遣・交流プログラムについて
(1)2021年3月31日までの期間に実施する学生の海外派遣(春季に実施する1ヶ月以内の海外派遣プログラム等)は、原則「中止」とします。ただし、大学の海外留学制度に基づく学生派遣(交換留学、認定留学、研究留学、トビタテ!留学Japan日本代表プログラム等の海外留学)については、国の基準に従い個別に判断を行います。
(2)後期受け入れ開始(前期からの来日延期者を含む)への対応は、国の方針に従うものとします。ただし、来日後の自宅待機指示が継続している場合、国際交流会館I-wingはそれに該当しません。
10. 海外からの研究者の招へいについて
感染症危険度レベル2以上の国等からの研究者の招へいは、原則不可とします。ただし、国が示す国際的な人の往来再開に向けた段階的措置等の方針により、一定の防疫措置等の誓約事項を満たす場合は、この限りではありません。
11. 感染の可能性がある場合の対応について
(1) 感染が疑われる症状がある場合
次の症状がある場合は、すみやかにかかりつけ医または新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)に電話相談のうえ、その指示に従い、あわせて本学に連絡してください。また、PCR検査等を受けることが決まった場合も、本学に連絡してください。
〈1〉息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱、嗅覚・味覚障害等の強い症状のいずれかがある場合
〈2〉重症化しやすい方(注意)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
(注意)高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)など)がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
〈3〉上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(注意)症状が2日以上続く場合や、症状には個人差がありますが強い症状と思う場合にはすぐに新型コロナ受診相談センターに(帰国者・接触者相談センター)に相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。
(参考)新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)
大阪府内の保健所は「保健所一覧」をご覧ください。
(2) 濃厚接触者と指定された場合
保健所から濃厚接触者に指定された場合は、保健所から指定された期間自宅待機してください。また、濃厚接触者に指定された旨、および保健所からの指示内容を本学に連絡してください。
12. 教職員の勤務について
教職員の勤務は、新型コロナウイルスへの感染防止のため、当分の間、次のとおりとします。
(1)11.(1)に該当する症状がある教職員は、原則自宅待機とし、その場合特別休暇または職務専念義務の免除として取り扱います。
(2)出勤による感染拡大リスクを低減するため、可能な範囲で所属長が自宅勤務を認めることができます。
(3)公共交通機関を利用することによる感染を防止するため、時差出勤を推奨するとともに、自家用車による通勤を認めます。
(4)各種会議の開催については、必要性や出席者の見直しを行い、不要不急であるものについては中止するとともに、開催が必要な場合であってもオンライン会議を活用します。
(5)不急の出張、時間外勤務は抑制します。
(6)教職員は原則学内では常時マスクを着用し、手洗い・アルコール消毒を行い、積極的に換気を行います。
13. 教職員の国内出張の取扱いについて
新型コロナウイルス感染予防のため、教職員の国内出張は、必要最小限に抑えます。特に、感染者が多い地域への出張、旅行については自粛を求めます。なお、緊急事態宣言の対象地域への出張は原則禁止します。
また、やむを得ず移動する場合は、「新しい生活様式」を徹底してください。
14. その他
誹謗中傷や根拠のないデマがSNS等で広がっていると報道されています。学生・教職員の皆さまには、感染者や外国人、医療関係者およびそのご家族等への人権侵害につながることのないよう、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いいたします。また、学内で仮にそのような事象等が見受けられた場合には、大学に連絡してください。
参考情報
- 海外安全ホームページ(外務省 Webサイト)
- 厚生労働省 Webサイト
- 在中国日本大使館 Webサイト
- コロナウィルスに関する情報(IDSC 国立感染症研究所 感染症疫学センターWebページ)
- 新型コロナウイルス感染症について(大阪府庁 Webページ)
お問い合わせ
大阪府立大学 新型コロナウイルス緊急対策本部(企画総務課 内)
Tel 072-254-9104