「今昔物語集」の説話を読み解く
- 開催日
- 2022年5月10日~7月12日
14時30分~16時(毎週 火曜日・全10回) - 開催場所
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I-siteなんば南海なんば第1ビル 2階
新型コロナウイルス感染拡大の状況により、本講座は変更または中止となる可能性があります。
12世紀前半に成立したとされる「今昔物語集」は、全21巻(欠巻アリ)説話総数1000余という大部の著述であり、日本古典文学中最大かつ最高の説話集とも呼ばれます。芥川龍之介が小説の典拠にしたことでも知られますが、「羅生門」「鼻」「芋粥」「藪の中」等が扱うのは、「今昔」世界のほんの一端に過ぎません。天竺(インド)震旦(中国)本朝(日本)と当時における全世界を、説話で表現・把握しようとする作品世界には、実に多様で豊穣なものがあります。
この講座では、毎回ひとつの説話を取り上げて読み解きながら、背後にある当代の思想・信仰・世界観についても知見を広めることをめざします。
講師
田中 宗博 (大阪府立大学名誉教授)
スケジュール
- 第1回(5月10日)
芥川と「今昔物語集」―「藪の中」そして黒沢映画「羅生門」― - 第2回(5月17日)
天竺部の説話より(1)―お釈迦様がどう描かれるのか― - 第3回(5月24日)
天竺部の説話より(2)―月に兎がいるわけ― - 第4回(5月31日)
震旦部の説話より ―鳥の卵を食した少年の悪報譚― - 第5回(6月7日)
本朝仏法部の説話より(1)―日本の仏教は聖徳太子に始まる― - 第6回(6月14日)
本朝仏法部の説話より(2)―悪人源太夫は西を目指す― - 第7回(6月21日)
本朝仏法部の説話より(3)―都大路のナンパと狐の救済― - 第8回(6月28日)
本朝世俗部の説話より(1)―安倍晴明スーパースター― - 第9回(7月5日)
本朝世俗部の説話より(2)―〈他者〉としての武士― - 第10回(7月12日)
本朝世俗部の説話より(3)―今昔最終話は神話的世界の終焉を告げる―
関連情報 | |
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定員 | 50名 (申込者多数の場合は抽選) |
対象者 | どなたでも |
受講料 | 7,000円(全10回分) |
申込期間 | 2022年4月21日(木)【必着】 |
申込方法 | 「申込フォーム」から申込みいただくか、「往復はがき」に(1)氏名(フリガナ)、(2)年齢、(3)郵便番号・住所、(4)電話番号、(5)この講座を知ったきっかけをご記入の上、次の宛先までお申込みください。 (注意)受講の可否は開催日の5日前までに通知します。届かない場合は必ずお問合せください。 申込フォーム 往復はがき 〒599-8531 堺市中区学園町1番1号 (注意)
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お問い合わせ | 社会連携課 Tel 072-254-9942 Fax 072-254-6271 |