新型コロナウイルス感染拡大の状況により、本アカデミックカフェは変更または中止となる可能性があります。

気候変動、高齢化、国際物流増などの現代社会の問題は農作物や樹木の病害虫の発生にも大きな影響をもたらしています。

講師はこれまで北極圏での計13回の調査等などを通じて世界各地の希少な植物寄生性菌類を新種記載する一方で、地元大阪で植物病害を抑制する堆肥をタケ粉末のミミズコンポスト化する新技術特許を取得するなど幅広い研究活動を行ってきました。

植物保護の専門家である植物医師として地域の農業現場から極限環境に至る多様な環境での植物病研究の経験をもとに、食糧生産と環境維持の課題解決の方法を受講者の皆さんと一緒に考えます。

カタリスト：東條 元昭（大阪府立大学 生命環境科学研究科 教授）、技術士（植物保護）、植物医師

研究分野：植物病理学、植物保護科学、土壌微生物学

研究テーマ：植物病原菌とくに土壌伝染性卵菌類の分類と生態解析および防除方法開発

持ち物：テーマに沿った本
テーマ：「植物」「農業」「環境」など

〈アカデミックカフェとは？〉
「本を通じて人と出会う」「自ら主体となって活動する」「ほかの会員との交流を大切にする」という活動趣旨のもと、「まちと人」「人と人」とをつなぐ新しいコミュニティの創造をめざしている「まちライブラリー＠大阪府立大学」で、本学教員が、通常の講演や授業とは雰囲気を変えて自身の研究やライフワークを紹介するイベントです。