大阪府立大学

大阪公立大学開学記念事業 貴重図書特別部会講演会「大阪府立大学・大阪市立大学の貴重書」

大阪公立大学開学記念事業 貴重図書特別部会講演会「大阪府立大学・大阪市立大学の貴重書」
開催日
2021年12月1日(水)
13時30分~16時
開催場所
I-siteなんば
2階

I-siteなんばのアクセス

新型コロナウイルス感染症の拡大状況により変更または中止する場合があります。
変更のある場合は11月17日(水)までにご連絡します。

2021年度貴重図書特別部会講演会は、来年(2022年)4月の大阪公立大学開学を目前にして、大阪府立大学と大阪市立大学が所蔵する貴重資料を題材にした講演2本というプログラムで実施します。どうぞ奮ってご参加ください。

プログラム1

「児山文庫より見る「近代和歌」の五〇年」

講師

松澤 俊二 氏(桃山学院大学 社会学部 准教授)

講演要旨

児山 信一(1900~1931)の旧蔵書を中心とする「児山文庫」では、1876年刊行の「埋木廼花」(うもれきのはな)以降、1930年代刊行の資料まで、およそ600冊の歌集・歌書を見ることができる。

今回の講演では、学究、歌人でもあった信一自身の生涯をたどるとともに、文庫収蔵の名著、希書を用いながら近代和歌の発展、展開の様相を一望していくこととする。

プログラム2

大阪市立大学 恒藤 恭 旧蔵資料の紹介―芥川 龍之介との交友、島根県明星派歌人とのかかわりなど―

講師

奥野 久美子 氏(大阪市立大学 文学研究科 准教授)

講演要旨

来年度、大阪府立大学と大阪市立大学が統合され、大阪公立大学が誕生する。大阪市立大学の貴重資料から、今回は、初代学長・恒藤 恭(1888~1967)関連資料を紹介する。

法哲学者・恒藤 恭は、京大事件(滝川事件)で辞職した京大法学部の教授の一人として、また芥川 龍之介の親友としても知られる。恒藤資料の文学研究への活用例として、芥川との交友、および、故郷島根県での明星派短歌活動について紹介する。

主催

大阪府立大学 学術情報センター 図書館

関連情報
定員30名
対象者どなたでも
受講料2,000円(ただし本学学生は無料)
申込期間2021年11月24日(水)まで
申込方法

事前申込が必要です。次の申込フォームまたはメールにてお申し込みください。

申込フォーム

Eメール

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Eメール kouen[at]ao.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。