〈オンライン〉台湾の作業療法における教育、臨床、研究について―過去、現在、そして未来へ―

- 開催日
- 2021年8月9日(月)16時15分~17時45分
- 開催場所
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オンラインZoom
職業としての作業療法(以降、OT)は1945年に台湾に導入されました。最初の正式な教育プログラムは1970年に設立されました。それ以来、台湾におけるOTは着実に発展してきました。そして、台湾のOTは常にOTの国際組織においても活発なメンバーとして活躍しています。
全体的な背景を説明するために、この講義の最初の部分では、台湾におけるOTの教育と協会について簡単に紹介します。また、国民医療保険制度と長期介護政策についても紹介します。これらは、台湾におけるOT業務の範囲とサービスに大きな影響を与え、OTの仕事の定義となっているからです。
講義の第2部では、一般的に使用されている理論モデルと臨床現場での実践について説明します。
第3部では、台湾でのOT研究がどのようなものであるかを知るために、発表者が関わったいくつかの研究を紹介します。脳卒中に対するロボット支援リハビリテーション、統合失調症における顔面表情と治療的なラポール形成について、認知症におけるカラーペインティングの特徴が認知機能に与える影響、さらにOT学生の治療的関係能力育成のためのサービスラーニングと対話練習を組み合わせたカリキュラムの有効性といった研究について示す予定です。
講演の最後には、米国でのOT実務者としての経験と、台湾での大学教員としての経験に基づいて、台湾におけるOTの現在の課題と将来の方向性についての見解を述べます。
関連情報 | |
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定員 | 300名(定員になり次第、受付終了) |
対象者 | 本学 大学院生・学生・教員、 他所属の教職員、医療従事者 |
受講料 | 無料 |
申込期間 | 2021年8月8日(日)まで |
申込方法 | 申込みフォームより必要事項をご記入の上、前日までにお申込みください。 当日の参加方法については、別途、ご登録のメールアドレス宛にミーティング参加に必要な情報をお知らせします。 |
当日受付 | なし |
お問い合わせ | 総合リハビリテーション学研究科 竹林 崇 takshi77[at]rehab.osakafu-u.ac.jp Tel 072-950-2903 |