大阪府立大学

2019年度理学系研究科公開セミナー「中性子と私たちの生活」

2019年度理学系研究科公開セミナー「中性子と私たちの生活」
開催日
2020年2月9日(日)14時~16時
開催場所
中百舌鳥キャンパス
A12棟 サイエンスホール

中百舌鳥キャンパスのアクセス

物質を構成する原子は、原子核と電子から形成され、原子核は陽子と中性子からできています。中性子は、電子に比べてなじみが薄いかもしれませんが、中性子が私たちの日常生活に役に立つことを実感できる講演をします。まず、中性子の性質を紹介します。どのようにして中性子を発生するのか、世界各地の施設、日本国内の2つの大型施設を紹介します。中性子は先端科学研究に欠かせない実験手段です。そして、その手法を身近なものに応用する実例を多く示します。ケブラー繊維が高強度な秘密、飛行機の金属疲労、歴史的遺産の鑑定、雪男の生きた時代、ナポレオンはなぜ死んだのか、など、中性子を使って次々に解き明かします。

本セミナーは英語による講演です。視覚的な写真やビデオを多く含みます。日本語字幕などの補助をします。

(注釈)ケブラーはデュポンの登録商標です。

講師

Javier Campo氏
(スペイン国立研究評議会(CSIC)アラゴン材料科学研究所(ICMA)所長、スペイン サラゴサ大学 教授)

関連情報
定員100名
対象者どなたでも
受講料無料
申込期間申込不要
お問い合わせ理学系研究科支援室
Tel 072-254-9161