2019年4月に法人統合する大阪府立大学と大阪市立大学の戦略領域として、「バイオエンジニアリング」が掲げられ、創薬研究が期待されている分野の一つとなっています。大阪府立大学では中分子医薬やDDS（ドラッグデリバリーシステム）、薬物動態、疾患モデル動物などの開発研究が行われており、研究成果が治験移行した実績もあります。
今般、製薬企業や関連公的機関を講演者として迎え、アカデミア創薬に関する期待と課題の共有を目的として、また、府大創薬を知っていただく機会として、本シンポジウムを開催いたします。

【概要】

• 基調講演「我が国の創薬研究への期待」
  桑原 宏哉（厚生労働省 医政局 研究開発振興課 治験推進室 室長補佐（経済課併任））
• 基調講演「創薬研究における産学連携に期待すること」
  池浦 義典（日本製薬工業協会 研究開発委員会 副委員長、武田薬品工業株式会社 湘南ヘルスイノベーションパーク サイエンティフィックアフェアーズアドバイザー、Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 代表取締役社長）
• 「府大創薬の強み」紹介
  藤井 郁雄（大阪府立大学 生命環境科学域 理学系研究科 教授）
• 研究ラインナップ紹介
• 府大の方向性についての講評
  佐谷 秀行（慶應義塾大学 医学部 医学研究科 教授）
• 府大のシーズ展示（20～30パネル）

【主催】大阪府立大学
【後援】大阪府、日本製薬工業協会、公益社団法人 日本化学会、一般社団法人 日本臨床検査薬協会、一般社団法人 日本医療機器産業連合会、一般財団法人 バイオインダストリー協会