大阪府立大学

関西宇宙イニシアティブ 第61回KaSpIセミナー「宇宙活動の将来とロケットの次のゴール」

関西宇宙イニシアティブ 第61回KaSpIセミナー「宇宙活動の将来とロケットの次のゴール」
開催日
2018年3月9日(金)18時~20時
開催場所
I-siteなんば
南海なんば第1ビル2階

I-siteなんばのアクセス

イーロン・マスク氏の率いるスペースX社の再使用型ロケット「ファルコン・ヘビー」の打ち上げが成功し、注目されています。次回のセミナーでは、JAXA宇宙科学研究所で、20年も前から再使用ロケット実験機RVTによる飛行実証実験などを先導的に実施してこられた稲谷芳文先生にお話をいただきます。ぜひご参加ください。

【講演】「宇宙活動の将来とロケットの次のゴール」

【講師】稲谷 芳文 氏
宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所 特任教授

【講演概要】
宇宙の利用をより一層活性化させ、一般大衆の宇宙旅行や月火星への有人進出、さらには宇宙太陽発電など宇宙活動の質的転換や桁違いの大規模化を実現するためには、地上から宇宙空間への輸送の仕掛けが革新される必要があると言われている。20世紀的な冷戦の論理で行う国の宇宙活動から、ゲームチェンジと言って民間投資による宇宙の仕事のプレーヤーから枠組みからルールまで変えていこうとする動きが始まっている。ロケットの発展などと言った輸送の切り口を中心に、人類的課題やより長期の視点での宇宙活動も視野に入れて、現状の共有と進むべき方向性について話題を提供したいと思います。

【講師紹介】稲谷 芳文(いなたに よしふみ)氏
東京大学大学院博士課程修了(工学博士)。専門は高速気体力学、宇宙輸送システム。再突入飛翔体のシステム、極超音速気体力学、耐熱システム屋材料などの研究により、はやぶさ帰還など地球帰還ミッションを実行。使い捨てロケットから宇宙輸送システムを革新するため、航空機的運航による再使用型繰り返し運用を行う宇宙輸送機の研究を行い、再使用ロケット実験機による飛行実証実験などを実施し、日本の将来輸送に向けた研究活動を先導。

【主催】
大阪府立大学宇宙科学技術研究センター、関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)

関連情報
定員70名
受講料無料
申込期間定員になり次第締切
申込方法

大阪府立大学 21世紀科学研究センター宇宙科学技術研究センター(担当 真鍋 武嗣)
関西宇宙イニシアティブ事務局(担当 大久保 博志)

ご希望の方は次のメールアドレスにご連絡ください。
Eメール kaspi[at]aero.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。
お返事は差し上げません。お気軽にお越しください。