私たち人間が作ったシステムは、故障すると、修理をしない限り二度と動きません。でも、私たちの体は、少しぐらいのケガ・病気（故障）があっても、勝手に治ってしまいます。この勝手に治ってしまう仕組みは、いったい何なのでしょうか？この仕組みを、人間が作ったシステムに組込むことはできないのでしょうか？もしできれば、ほっといても故障が勝手に直る「柔軟で頑強」なシステムが構築できるかもしれません。本カフェでは、電力システム・協調ロボットなどの例を交えながら、その可能性について議論します。

カタリスト：小西 啓治（大阪府立大学大学院 工学研究科 教授）
持ち物：テーマに沿った本「オススメの本（ジャンル不問）」

〈アカデミックカフェとは？〉
「まちと人」「人と人」 とをつなぐ新しいコミュニティの創造をめざしている「まちライブラリー＠大阪府立大学」で、本学教員が、通常の講演や授業とは雰囲気を変えて自身の研究やライフワークを紹介するイベントです。