大阪府立大学

現代システム科学域連続セミナー第4回「多様性を育む野生の知―エチオピア農牧民社会にみる栽培植物の品種多様化と生存戦略―」

現代システム科学域連続セミナー第4回「多様性を育む野生の知―エチオピア農牧民社会にみる栽培植物の品種多様化と生存戦略―」
開催日
2017年11月11日(土) 14時~15時30分
(受付 13時30分)
開催場所
I-siteなんば
大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル2階)

I-siteなんばのアクセス

本学の教員を講師陣とし、「持続可能な現代社会の創造に向けて」という共通テーマで連続セミナー(全6回)を開催し、大阪府立大学が持つ知識、技能を広く還元します。

第4回「多様性を育む野生の知―エチオピア農牧民社会にみる栽培植物の品種多様化と生存戦略―」

【講師】宮脇 幸生(現代システム科学域 環境システム学類 教授)

エチオピア西南部は、アフリカの中で最も伝統的な暮らしが残っている地域だと言われています。人口6000人ほどのクシ系農牧民ホールは、ウシ、ヤギ、ヒツジの放牧と、河川の氾濫を利用した農耕に依存して生きています。彼らが栽培するのは、モロコシという作物ですが、1人で十数品種、集落全体では100品種を超えるモロコシを栽培しています。なぜそのような多様な品種を栽培するのでしょうか。どのようにして多様な品種を持つに至ったのでしょうか。品種多様化のメカニズムを分析すると、彼らが過酷な環境の中で、いかに自然を細やかに認識し、それに巧みに適応しているのかが明らかになります。

【連続セミナースケジュール】

第5回 2018年1月27日(土)若林 身歌准教授「持続可能な社会の創造に向けての教育の取り組み―世界の動きと日本・ドイツの取り組み―」
第6回 2018年2月17日(土)鹿野 繁樹准教授「計量経済学からはじまるデータ・サイエンス」

関連情報
定員100名(応募者多数の場合は抽選)
対象者どなたでも
受講料無料
申込期間2017年11月6日(金)まで
申込方法

「Fax」「郵送」または「Eメール」のいずれかで、「連続セミナー第4回」と明記し、(1)氏名(ふりがな)・年齢、(2)郵便番号・住所、(3)電話番号(日中連絡のつくもの)をご記入のうえ、下記宛先までお申込みください。

〒599‐8531 大阪府堺市中区学園町1番1号
大阪府立大学 現代システム科学域支援室「連続セミナー」係
Eメール 3s-sem[at]ml.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。
Fax 072-254-9925

(注意)携帯メールでの受付はしておりません。
(注意)定員を超えた場合のみ、ご参加いただけない旨の連絡をいたします。連絡がない場合はご参加いただけます。

お問い合わせ大阪府立大学 現代システム科学域支援室「連続セミナー」係
Tel 072-254-7361(直通)