大阪府立大学

大阪府立大学21世紀科学研究所セミナー第4回 社会連携編

開催日
2016年11月4日(金)、18日(金)15時~16時30分
開催場所
I-siteなんば
大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル 2階)
(Zeppなんば大阪の東隣のビル北側の大阪府立大学専用エントランスからお入りください)

I-siteなんばのアクセス

今回は異分野連携推進研究所から4名の教員が講演いたします。

【Part1】11月4日(金)
「研究の大型化を目指す異分野連携推進研究所」
講師:辻川 正人(大阪府立大学異分野連携推進研究所 所長、地域連携研究機構 産学官連携教授)

研究の品質は大学にとっての生命線です。また、研究の領域は個別分野にとどまらない課題解決型にどんどん変化しています。この研究所は学内の多くの研究を異分野間で融合し大型化しようという試みに取り組んでいます。研究所としての取り組みとその成果と
しての異分野研究グループからのご報告をお送りします。

「プライバシーを配慮した高齢者見守りに挑む:人工知能と異分野融合」
講師:中島 智晴(大阪府立大学異分野連携推進研究所 研究員、工学研究科 教授)

近年の人工知能ブームの流れに乗って、計算機を用いたデータ分析システムの社会進出が、著しくなっています。人工知能は、異分野融合におけるハブとなる重要な基礎技術の一つと考えることができます。大阪府立大学で進めている人工知能の異分野融合研究について
お話しします。この研究では、プライバシーを考慮しながら高齢者を見守る仕組みづくりに取り組んでいます。

【Part2】11月18日(金)
「万葉短歌の統計的解析について―統計学と文学研究の融合―」
講師:村田 右富実(大阪府立大学異分野連携推進研究所 研究員、人間社会システム科学研究科 教授)

これまで文学研究は研究者の主観によるところがあり、客観的な指標を持ち得ない側面がありました。では、万葉短歌について我々が感じていたことは、単なる主観でしかないのか、それとも人間の能力が見出したことなのか。統計学の知見を利用しながら考えてみたいと思います。

「ナノ粒子のリスクのおはなし」
講師:野村 俊之(大阪府立大学異分野連携推進研究所 研究員、工学研究科 准教授)

皆さんは、「ナノ」という言葉がとても小さいことを意味していることは知っていると思います。物質をとても小さい粒子にすると、本来とは異なる新しい性質が現れ、私たちの生活を豊かにしてくれる反面、生物や環境への安全性はまだよく分かっていません。本講座では、ナノ粒子の大きさ、有用性、リスクについて紹介したいと思います。

関連情報
定員70名
対象者どなたでも
受講料各回1,000円
申込期間2016年10月21日(金) 【必着】
(応募者多数の場合は、抽選となります。)
申込方法

「往復はがき」もしくは「Eメール」で、(1)氏名(ふりがな)、(2)年齢、(3)郵便番号・住所、(4)電話番号、(5)この講座を知ったきっかけ、(6)希望する講座開催日(両日も可)をご記入の上、上記へお申込みください。

〒599-8531 堺市中区学園町1番1号
大阪府立大学C5棟 地域連携室「21セミナー食品」係
Eメール 21ibu[at]ao.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。
(注意)Eメールでお申込みの場合は、件名に半角英数で「21セミナー異分野」と入れてください。
(注意)受講決定は10月28日(金)までに発送予定です。

お問い合わせ大阪府立大学C5棟 地域連携室「21セミナー異分野」係
Tel 072-254-9942