大阪府立大学

女性学講演会「文学における危険な女性たち」

開催日
2015年12月26日(土) 14時~17時(13時30分開場)
開催場所
中百舌鳥キャンパス
B3棟 106会議室

中百舌鳥キャンパスのアクセス

本学女性学研究センター主催の第19期女性学講演会第2部(全2回)の第2回講演会を開催いたします。

第19期女性学講演会 第2部「文学とジェンダー」
第2回「文学における危険な女性たち」
■「母と娘―フローベールのサロメ像と神話の変遷」
講師:大鐘敦子(関東学院大学 教授)
サロメは洗礼者ヨハネの首を斬らせた「危険な女」とみなされてきました。ワイルドの演劇やオペラで知られる「サロメのダンス」。しかしフランスで最初にサロメのダンスを描いたのはフローベールの短編『ヘロデイァス』においてでした。そのダンスとはどのようなものだったのでしょうか。19世紀末のサロメ像および中世からのサロメ神話の変遷を見ていきたいと思います。

■「危険な『ヴィーナス』―ゾラの娼婦像と絵画」
講師:村田京子(大阪府立大学 教授)
ゾラの『ナナ』は、19世紀後半のフランスにおける娼婦像を描いた代表的な小説です。ゾラは「椿姫」のような感傷的な娼婦像ではなく、「ありのままの娼婦」を描こうとしました。ナナは社会の解体をもたらす「危険な女」として登場しますが、その危険性をマネなど同時代の画家の絵画と関連させながら探っていきたいと思います。

14時~16時15分 講演
16時30分~17時 講演者との質疑応答

関連情報
対象者どなたでも
受講料500円 (大阪府立大学学生・教職員は無料)
申込期間定員に余裕がある場合、当日参加もできますが、資料準備の都合上、できるだけ事前にお申込みください。
申込方法

「Eメール」または「Fax」のいずれかで、(1)氏名(ふりがな)、(2)住所、(3)電話番号を記して、上記宛先へお申込みください。
(注意)お申込みの際の個人情報は、応募後の事務連絡、統計資料等の作成および本学公開講座等の案内以外に、一切使用いたしません。

お問い合わせ(お申込み先)
大阪府立大学 女性学研究センター
Eメール joseigaku[at]gmail.com [at]の部分を@と差し替えてください。
Fax 072-254-9947
(お問合せ先)
大阪府立大学 女性学研究センター
Tel 072-254-9948 (土日・祝日を除く、14時~17時)