大阪府立大学

保育所・認定こども園における生活課題を抱える保護者への支援を考える―公開スマイル研究会&対応困難ケースの実際―

開催日
2015年11月12日(木)14時~17時 (受付13時30分~)
開催場所
I-siteなんば
大阪府立大学I-siteなんば(南海なんば第1ビル2階)

I-siteなんばのアクセス

生活困窮家庭や子どもの貧困問題が社会問題となっています。経済的困難の他にも、親の介護、障害、病気、DVなど家庭内で起こりうる生活困難はさまざまなであり、家庭の生活・子育て基盤を揺るがす事態となっています。
保育所・認定こども園は、子どもと保護者が日々通うところであり、問題が深刻化する前に予防的な取り組みが可能となる地域の社会資源です。大阪府下の保育所・認定こども園での実践報告と、調査からみえてきた保護者支援の現状を題材に、保育所・認定こども園における支援のあり方を考えていきます。

■「保育所・認定こども園における地域貢献事業の意義と課題」
関川 芳孝(大阪府立大学教育福祉学類 教授)
■「スマイル研究会による調査研究からみえてきたこと」
中谷 奈津子(大阪府立大学教育福祉学類 准教授)
■ 実践報告「対応困難ケースにおける情報共有と役割分担の実際」
ファシリテーター:
関川 芳孝(大阪府立大学教育福祉学類 教授)
コメンテーター:
田中 正清 氏(泉佐野すえひろ保育園 園長) 
中谷 奈津子(大阪府立大学教育福祉学類 准教授) 

<スマイル研究会とは>
大阪府社会福祉協議会保育部会が養成する「地域貢献支援員(通称:スマイルサポーター)」の役割と組織内運営、他機関との連携のあり方等について研究する研究組織です。この研究で得られた結果は、保育所・認定こども園における保護者支援のあり方のモデルを全国に提案することにもつながります。
メンバーは、関川芳孝(大阪府立大学教授)、中谷奈津子(大阪府立大学准教授)、鶴宏史(武庫川女子大学准教授)から成っています。平成25年度から文部科学省科学研究費助成を受けて、継続的に研究を行ってきました。平成27年度には、大阪府下の649の私立認可保育所・認定こども園を対象に、大規模な質問紙調査を実施しています。

【主催】
大阪府立大学21世紀科学研究機構 教育福祉研究センター、大阪府立大学教育福祉学類
【共催】
社会福祉法人大阪府社会福祉協議会保育部会

関連情報
定員120名
対象者・保育士、幼稚園教諭、保育や子育て事業に従事する職員
・自治体職員
・保護者支援に関心をお持ちの方
受講料無料
申込期間定員に達し次第受付を締め切ります。
申込方法

FaxまたはEメールで、(1)氏名(ふりがな)、(2)所属団体・役職、(3)電話・FAX番号をご記入の上、上記へお申込みください。

お問い合わせ大阪府立大学教育福祉研究センター
Fax 072-254-9517
Eメール smile1112[at]ao.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。