大阪府立大学

数理・データ科学教育研究センター

設置目的

数理・データサイエンス教育は第4次産業革命、Society5.0 といった大きな社会構造の変革が起きる中、高等教育機関が数理・データサイエンスに関する教育を学士課程の全ての学生に対して提供から大学院課程での専門家の育成までを幅広く行うことが求められている。本研究所は以下の目的を達成する研究を行うために設置する。

  1. 数理・データサイエンス教育を学士課程、大学院課程を通じて、学内に開発・提供するとともに「データ関連人材育成関西コンソーシアム」を通して関西を中心に日本の高等教育に拡げる。
  2. 企業や自治体の社会人に向けてもデータサイエンス教育のコンテンツを提供し、社会全般のデータリテラシーの向上を図る。
  3. 数理・データサイエンス教育をe-learningを通して提供するためのe-learning コンテンツの開発・提供を行う。

研究内容の概要

数理・データ科学教育研究センターの組織、画像

数理・データ科学教育研究センターの組織

数理基礎教育研究部門は、主に学士課程教育を対象として、本学で行ってきた学士課程に対する数理科学教育((文系も対象とした)基礎数学、線形代数、微積分学、基礎的な統計学等)の見直しやパッケージ化、更に必要なコンテンツの開発などを行う。データサイエンス教育研究部門は、大学院教育課程を中心に、統計、機械学習等のデータサイエンス教育の根幹をなす領域の教育を中心にデータサイエンティストが活躍できるようデータサイエンスの応用分野までも含めて教育コンテンツを開発・提供を行う。ICT教育研究部門は、本学で開発してきたe-learning コンテンツ(Math On Web等)を汎用的なLMS(Learning Management System)であるMoodleで使えるようにしていき、データ関連人材育成関西地区コンソーシアムを通じて他大学への展開を図るとともに、データサイエンス教育の新たなe-learningコンテンツを開発する。

構成員

センター長

高橋 哲也(高等教育推進機構 教授)

研究員

区分 教授 准教授
高等教育推進機構 川添 充 吉冨 賢太郎
數見 哲也
工学研究科 本多 克宏
森 直樹
林 利治
理学系科学研究科 田中 秀和
人間社会システム科学研究科 真嶋 由貴惠 小島 篤博
佐賀 亮介
柳本 豪一
経済学研究科 鹿野 繁樹
牛 冰

設立年月日

2019年6月1日

SDGs達成への貢献

大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。

本研究センターはSDGs17のうち、「4:質の高い教育をみんなに」、「7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「8:働きがいも経済成長も」に貢献しています。

お問い合わせ

高等教育推進機構 教授 高橋 哲也

Tel 072-254-9473(代表) Tel 3853(内線) Eメール takahasi[at]las.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。