マネジメント学類 カリキュラム紹介
社会で通用する実践力を着実に身につけるため、基礎から専門科目まで段階的に学べる。
共通教育科目、専門基礎科目、専門科目からなるカリキュラムを編成し、基礎的内容から専門的内容へと段階的に学修できます。具体的には、1年次・2年次では、専門分野を越えた幅広い教養と総合力を修得できるように、教養科目に加え、環境・情報・マネジメントに関する学域共通科目を配置。また国際感覚を身につけるために、英語によるコミュニケーションや専門英語の修得を重視。数学と統計学の知識を修得する専門基礎科目では、専門分野における基礎を学修。3年次・4年次では、知識を発展させるため、ビジネス系科目と金融・経済系科目のほかに生産科学系科目など、各学生の関心に応じてさらなる学修が展開できるカリキュラムを採用。4年次には全員に卒業論文を課し、現代社会の問題にアプローチします。
科目と履修モデル
主な開講科目
年次 | マネジメント・ 情報・環境の 基礎科目を学ぶ |
マネジメント課程、 経済データサイエンス課程の 共通基盤科目を学ぶ |
各課程で基盤と なる科目を学ぶ (少人数ゼミナール等) |
各課程における専門科目を学ぶ | ||
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専門基礎科目、 学域共通科目 |
学類基盤科目 | 学類発展科目 | ||||
1年次 |
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2年次 |
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A 経営・法律系科目 |
B 経済系科目
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C 経済・経営系科目
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3・4年次 |
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ピックアップ講義
マクロ経済学入門
マネジメント学類の学生が知っておくべきマクロ経済学の基礎を学修します。マクロ的な経済思考力とともに、いわゆる経済常識を身につけることにより、絶えず変化しているマクロ経済の動きを正しく捉えることのできる能力の基礎の習得をめざします。
金融入門
金融には様々な分野がありますが(貨幣、金融機関、企業金融、金融市場、ファイナンス、金融規制、国際金融、金融政策など)、それら個別分野における基礎的な知識を網羅的に修得し、金融系の発展科目にスムーズに移行できるレベルをめざします。
経営管理
現代社会で大きな役割を果たしているさまざまな組織を管理運営するための方法を学びます。人を中心とした組織内部のマネジメント、競争環境のマネジメント、日本企業のマネジメントの特徴などについて、知識の修得をめざします。
マーケティング戦略
マーケティングの基本と戦略について学習します。講義では、最新のマーケティング事例を紹介します。現実の経済現象や企業行動に好奇心を持ち、その背後にある活動を理解したうえで、学生自身が主体的に行動できるよう配慮します。
経営情報システム
経営情報システムの概要、情報システムと情報技術、情報システム構築の方法などを概説し、その後情報システム設計の演習を行います。また、最新のIT関連テーマを取り上げ、インターネットなどを検索しながらレポートにまとめる演習も行います。
経営戦略
全社戦略と事業戦略の基本的な理論・概念を理解し、それを用いることにより現実の企業行動を理解することです。組織において目標を達成するための適切なマネジメントの技法を身につけ、それらが応用できることをめざします。
法律学入門
法的な論理的思考能力と推論力との養成を最大の目的としつつ、基礎的・基本的な法律知識を正確に身につけ、自分に降り掛かった法的火の粉(問題)を最低限自分で払いのける(解決する)糸口を見出す力を養っていきます。
会社法
会社法の規制構造や関連する学説・判例について、基本的な知識を理解します。株式会社に関する説明が中心ですが、企業統治に関しては金融商品取引法にも上場会社に対する規制が置かれており、必要に応じて補足説明を行います。
計量経済学
計量経済学とは、「経済を計測する」学問です。この講義では、調査・分析の仕事に関心を持つ学生を対象に、経済データ分析(とくに回帰分析による予測)の手法を習得します。
会計学入門
会計数値は「ビジネスの言語」と言われており、コミュニケーションの手段ですが、それだけにとどまらず、取引主体の意思決定を変え、取引や資源の流れに影響を及ぼします。その会計数値を生成する基礎的な処理方法を身につけることが目標です。
管理会計
企業の経営管理に役立つ会計情報を提供する管理会計の基本知識を学習することによって、その応用力を養い、企業実務で役立つ知識や国家試験などで必要な知識の修得を目標とします。
生産システム科学
工業製品を早く・安く・高品質に生産するためには、効率の良い生産システムを設計し運用する必要があります。生産システムの基本的な構成および原理を理解するとともに、その設計方法および運用・管理方法の基礎について学びます。