大阪府立大学

栄養療法学専攻のカリキュラム紹介

科目と履修モデル

履修モデル(各専攻で学ぶ標準的なカリキュラム 管理栄養士をめざすモデルを例に作成)

区分 科目
1年次 共通教育科目
  • 初年次ゼミナール
  • Academic English IA
  • Academic English IB
  • Academic English IIA
  • Academic English IIB
  • 情報基礎(情報社会と情報倫理を含む)
  • 健康・スポーツ科学概論
  • 健康・スポーツ科学演習I
  • 憲法
  • コミュニケーションの諸相と文化
  • 医療と社会
  • 現代の学校
専門基礎科目
  • 生化学概論
  • 基礎解剖生理学
  • 社会健康科学I
  • 基礎細胞生物学
専門科目
  • 生命倫理学
  • コミュニケーション論
  • ケアリング論
  • 基礎栄養学
  • 有機化学概論
  • 食品科学I
2年次 共通教育科目
  • Academic English III
  • Academic English IV
専門基礎科目
  • 社会健康科学II
  • 基礎分子生物学
  • 感染症防御学
  • 病態生理学概論
  • 運動機能病態学
  • 社会健康科学実習
専門科目
  • 人間支援科学論
  • コラボレーション論
  • 作業療法学総論
  • 食品科学II
  • 理学療法学総論
  • 応用栄養学I
  • 応用栄養学II
  • 救急蘇生法
  • 栄養生理学
  • 言語療法学
  • 栄養教育論I
  • 病態栄養学I
  • 公衆栄養学I
  • 給食経営管理論I
  • 基礎栄養学実習
  • 調理科学実習
  • 食品科学実験
  • 生化学・分子生物学実験
3年次 専門科目
  • 地域リハビリテーション論
  • 食品衛生学
  • 応用栄養学III
  • 栄養教育論II
  • 栄養教育論III
  • 臨床栄養学I
  • 臨床栄養学II
  • 公衆栄養学II
  • 給食経営管理論II
  • 口腔保健学概論
  • 食品科学III
  • 病態栄養学II
  • 基礎薬理学
  • 栄養科学英語
  • 臨床栄養学実習
  • 栄養療法学臨地実習B
  • 応用栄養学実習
  • 栄養教育論実習
  • 給食経営管理論実習
  • 公衆栄養学実習
  • 食品衛生学実験
4年次 専門科目
  • 総合栄養療法学演習
  • 栄養療法学卒業研究
  • 栄養療法学臨地実習A

ピックアップ講義

食品科学I~III

栄養学にとって必須項目である食品について学習。まずは食品の種類や特性について学ぶと同時に、栄養素の化学知識を習得。そのうえで、安全性の確保や適正な栄養摂取のための材料選択、調理・加工・保存の方法について学びます。

社会健康科学I・II

人間の行動特性と生体維持の基本的メカニズムや、社会や環境の変化が健康に与える影響についての知識を身につけたのち、社会保険に関わる様々な制度や関連法規、衛生行政に関わる保健統計と疫学の概念・方法などについて学びます。

栄養教育論I~III

適切な栄養摂取のための方法論を習得することが目的です。まずは生活習慣・健康行動と、食行動・食環境との関連を理解するとともに、情報収集法や分析法を学習。そのうえで、対象者の食行動を変容させるための栄養カウンセリングについて学びます。

基礎栄養学

栄養の概念と歴史、消化と吸収、糖質・タンパク質・ビタミンの栄養と無機質の栄養、水・電解質の代謝、エネルギー代謝、遺伝と栄養について学修。健康の維持増進や疾病予防、治療、回復に重要な役割を果たす栄養の意義について理解します。

給食経営管理論I・II

給食管理と経営管理を学びます。給食管理では、栄養・食事計画の立案〜評価までの一連の流れなどを学修。経営管理ではマーケティングの原理・応用などを学び、保健・医療・福祉・介護における給食の位置づけと給食経営について理解します。

臨床栄養学I・II

臨床栄養学の意義と目的、各疾患の栄養状態・栄養ケア、症例などについて学修。栄養ケアプランや食事プランの作成を実践します。そのうえで、生活習慣病に対する臨床栄養管理や栄養管理業務についての基礎知識を理解します。

応用栄養学I〜III

妊娠期・授乳期・乳幼児期・思春期や、青年期〜高齢期に至るそれぞれのライフステージにおいて必要な栄養管理を学習。また、身体活動・ストレス・温熱変化など、要因の影響を受けた身体状況の評価方法や栄養管理について理解します。

公衆栄養学I・II

地域や職域など集団の健康問題を解決するために必要な、疾病予防の基本的根拠を理解。そのうえで、疾病のハイリスク者および予備群に対する適切な栄養プログラムの作成、栄養教育の実践、実践後の評価判定を行う過程を学びます。

栄養療法学臨地実習A・B

病院や事務所などでの実習を通して、栄養評価・判定に基づく適切なマネジメントを行うために必要とされる専門的知識および技術の統合を図ります。また、保健所において、公衆栄養活動に必要な知識・技術を学びます。