大阪府立大学

航空宇宙工学課程

college2_s3_1img1

空と宇宙への挑戦が、世界を、未来を変える。

航空機、ロケット、宇宙往還機、人工衛星の開発から宇宙の利用へ—。
空と宇宙のフロンティアをめざす人類の挑戦は続きます。航空宇宙工学課程では、複雑な構造の強度などをコンピュータで計算する手法、巨大なシステムの開発手法、技術等の教育・研究を通して夢を育てつつ、リアリティーを失わない、システムデザイン能力の向上を目指しています。

授業科目

  • 流れ学
  • 気体力学
  • 航空機構造力学
  • 衛星システム設計学
  • 熱力学 A
  • 航空宇宙推進工学
  • 制御工学 I B、II B
  • 航空宇宙工学基礎
  • 航空宇宙工学特殊講義 I、II
  • 薄肉構造ダイナミクス
  • 宇宙情報通信システム工学
  • 航空宇宙機の力学と誘導制御 等
  • 航空流体力学
  • 材料力学 A
  • 宇宙航行力学
  • 航空機構造設計
  • 熱流体力学
  • 振動工学 A
  • 宇宙環境利用工学
  • 航空宇宙情報処理
  • 計算流体力学
  • 航空宇宙システム工学
  • エアロスペースエンジニアリングセミナー

教育目的、教育目標、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー

航空宇宙工学課程の教育目的
航空宇宙工学課程の教育目標
航空宇宙工学課程のディプロマ・ポリシー
航空宇宙工学課程のカリキュラム・ポリシー

課程の学びについて

人類初飛行から120年─空と宇宙への夢と技術に限界はありません。

航空機や宇宙航行体の開発等のため、渦や衝撃波を研究する流体力学、構造の強度と軽量化を研究する構造工学、ジェットエンジンなどを研究する推進工学、自動操縦や航法装置についての制御工学、人工衛星の設計や運用に関する研究を行う宇宙工学、総合的な評価と設計のためのシステム工学、人工衛星による航空宇宙機の航法測位技術などを教育研究の専門領域としています。
各分野の先端的技術課題の研究を通じて、航空機や宇宙航行体などを設計・製造・運用するための基礎理論と先端技術の教育を行い、創造的で柔軟性に富む技術者・研究者の養成をめざしています。 航空宇宙工学分野の基盤的技術に立脚して人類の持続可能な発展と地球環境の保全との調和をめざす先端的工学分野を開拓し、未来をになう人材を育成します。航空宇宙の専門分野を深く極めると同時に、航空宇宙工学分野の特質である、物事を総合的に考える能力、およびシステムデザイン能力の育成を目的としています。そのため、航空宇宙学講座と航空宇宙システム講座を設け、航空機や宇宙航行体の開発・設計、宇宙環境利用、地球観測等に関する教育・研究を行います。
研究グループも専門分野別に、航空宇宙流体力学、航空宇宙構造工学、航空宇宙推進工学、航空宇宙システム工学、航空宇宙制御工学、宇宙工学に分かれて技術を修得します。

超音速機モデルの超音速風洞試験

超音速機モデルの超音速風洞試験

国際宇宙ステーションきぼう船外実験プラットフォームのSMILES ©JAXA

国際宇宙ステーションきぼう船外実験プラットフォームのSMILES ©JAXA

小型衛星まいど1号:ブーム先端からの撮影 ©JAXA/SOHILA

小型衛星まいど1号:ブーム先端からの撮影
©JAXA/SOHILA

小型無人航空機の開発

小型無人航空機の開発

TOPICS
小型衛星・ロケットの設計開発にチャレンジ

小型衛星・ロケットの設計開発にチャレン

工学域および工学研究科には、小型宇宙機システム研究センターが設置されています。平成21年1月に打ち上げられた「まいど1号」のプロジェクトでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、航空宇宙工学課程の学生・大学院生が、設計開発、運用に参加し、大きな成果を得ることができました。学生達はその経験を財産とし、小型衛星をはじめ、環境にやさしい安全なロケットの研究開発や模擬衛星(Can-Sat)の国際大会、衛星設計コンテスト等へも積極的に参加しています。当センターには、航空宇宙に興味のある学生ならだれでも(一年生から)参加できます。ぜひ、チャレンジしてください。

関連サイト

  • 概要
  • 教育理念
  • 組織(研究グループ)
  • カリキュラム
  • 卒業後の進路
  • 入試情報