大阪府立大学

情報工学課程

電気電子系学類 情報工学課程

人に優しく快適な情報化社会を創造する学問です。

スポーツ中継の分析や人の動きの追跡、文字・音声・画像などを対象としたマルチメディア情報処理技術の開発から、アルゴリズム設計、並列コンピューティング、ファジィ理論、さらには、データマイニング、進化シミュレーション、交通システム、インターネット取引など大規模システムの分析まで、快適で安全な高度情報化社会を切り開くために、国際的な視野で最先端の情報科学分野の教育・研究を行っています。

授業科目

  • 情報理論A
  • 論理演算工学
  • 計算機アーキテクチャ
  • 計算理論
  • オートマトンと形式言語
  • データ構造とアルゴリズム
  • システムプログラム
  • プログラミング言語概論
  • ソフトウェア工学
  • 信号処理論
  • メディア情報処理
  • ネットワーク工学
  • システム工学
  • データ解析
  • 数理計画法
  • 意思決定理論
  • 計算知能
  • 知覚情報処理 等

教育目的、教育目標、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー

情報工学課程の教育目的
情報工学課程の教育目標
情報工学課程のディプロマ・ポリシー
情報工学課程のカリキュラム・ポリシー

課程の学びについて

数理的思考に基づいた最先端のソフトとネットワーク技術で、インテリジェント社会を創造します。

近年コンピュータは飛躍的にその処理能力が高まり、社会のあらゆる部分にその影響を及ぼしています。そして複雑化する社会に対応するため、コンピュータの担うべき役割がますます重大なものになってきています。そのなかで、人に優しく安全で快適な情報化社会の実現のため、知識と技術の修得を本課程では目的としています。
知識情報処理システム、知能化システム、情報通信ネットワークシステムなど情報処理技術の飛躍的な発展は、社会構造と生活様式に革新的な変革を引き起こしつつあります。情報工学課程では、情報を高度に活用する技術を開発し、豊かな未来社会を築くため、ハードウェアの実現から、応用面にわたる情報処理技術に関する基礎的知識と、その応用能力を身につけ、幅広い人間性と倫理観を持った技術者・研究者の育成をめざします。
また本課程では、数学・物理学ならびに情報理論、論理設計、信号処理など情報科学・情報工学に関する基礎学力を身につけ、これらの基礎の上に、データ構造とアルゴリズム、計算機アーキテクチャ、ソフトウェア工学、プログラミング言語、計算理論、ネットワーク工学などコンピュータに関する専門知識とシステム工学、数理計画法、メディア情報処理、知覚情報処理、計算知能、人工知能など情報処理応用技術に関する専門知識を修得し、創造性豊かで自ら課題探求のできる自立した技術者・研究者の育成を図っています。

GPUクラスタによる並列コンピュータ

GPUクラスタによる並列コンピュータ

音楽電子透かしの音質評価実験

音楽電子透かしの音質評価実験

駐車場の車両検知:カメラ画像から満車空車を判定するシステム

駐車場の車両検知:カメラ画像から満車空車を判定するシステム

MEG-脳磁計-による脳磁波の観測(産業技術総合研究所関西センター)と脳の意識状態の分析

MEG-脳磁計-による脳磁波の観測(産業技術総合研究所関西センター)と脳の意識状態の分析

TOPICS
フレンドリーな誰でも参加のできる見学会や発表会を通じて最新の研究動向を知ることができます

研究室見学会

本課程では毎年4月に1年次~3年次を対象とした研究室見学会を開催しています。各研究室で行われている最新の研究テーマについての解説を聞いたり、デモンストレーションにより様々な実験を体験することができます。3年次の学生諸君には卒業研究を行うための研究室選びの参考になりますし、1年次の学生諸君にとっても本課程で行われている幅広い研究テーマを知る良い機会です。また、毎年9月には各研究室所属の学生諸君が取り組んでいる研究の成果を披露するポスター発表会を開催しています。もちろん、本課程の学生諸君は学年を問わず参加可能です。興味を持った研究テーマについて先輩学生諸君から詳しい研究内容を丁寧に解説・実演してもらうことができます。

関連サイト

大阪公立大学 工学部/工学研究科のWebページです。

  • 教員
  • カリキュラム
  • 研究トピック など