OPU × SDGs
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学長からのメッセージ
大阪府立大学では、SDGsが世界の目標として定められるよりもずっと以前から、持続可能な社会の発展に寄与する学際的な研究を推奨・支援してきました。 研究科の枠を越えて設置した21世紀科学研究センターと呼ばれる50を越える研究所は、17の目標全てをカバーし、SDGs達成に向けて取り組んでいます。また40年以上前に設置された環境工学や環境化学の共通講座の流れを汲む地球環境への取り組みには定評があり、本年本学が「THEインパクトランキング2021」において水の未来に関する「SDG6」で世界100位以内にランクインしたことに繋がっています。
約10年前から環境報告書を学生が中心になって作成するなど、学生の意識も高いことから、今後全構成員がSDGsに自分事として取り組むことによって、「誰一人取り残さない」持続可能な未来をめざしていきたいと思います。
大阪府立大学 学長 辰巳砂 昌弘
本学の主要なSDGs
SDG17:パートナーシップで目標を達成しよう
- 国連アカデミックインパクトへの参加
- 関西SDGsプラットフォームへの参加
- サステイナブルキャンパス推進協議会、ASSCのゴールド認定2021年度
- 大阪・関西ユネスコスクールネットワーク(UNESCO ASPnet)
- 学生主体による環境報告書の作成
SDG6:安全な水とトイレを世界中に
キャンパス内中水システム
実験室から排出される有害物質を含まない廃水の一部を活用し、中水処理施設で必要な処理を施した後トイレ洗浄水として再利用している。
SDG13:気候変動に具体的な対策を
バイオマスエネルギーの活用
キャンパス内の生協食堂および大学周辺域の廃食用油を学内プラントでリサイクルしてバイオディーゼル燃料を生産、そのBDFを専用発電機で電力化している。
SDG14:海の豊かさを守ろう
魚庭(なにわ)の海再生プロジェクト
漁場環境の改善、鮮度保持技術の向上、新しい流通システムの開発、魚食文化の再生などに総合的に取組み、多世代が集う漁村コミュニティを創出することによって、かつての魚庭(なにわ)の海を再生を目的とするプロジェクト。