ボッチャ東京カップ2020予選「大学選手権西日本大会」が大阪府立大学中百舌鳥キャンパスで開催―ボッチャ部学生らが運営・選手として参加―
更新日:2019年10月24日
ボッチャ東京カップ2020(注意)の予選となる「大学選手権西日本大会」が11月23日に大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(堺市)で行われ、本学学生団体「ボッチャ部」の学生らが運営スタッフ・選手として参加します。(運営スタッフ14名、選手エントリー3名)
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、東京2020パラリンピックの正式種目です。
(注意)ボッチャ東京カップ2020はパラリンピックスポーツとしての「ボッチャ」を一般のスポーツとして誰でも参加でき、競技の普及や競技力の向上をめざすもので、ボッチャ日本代表チーム(火ノ玉ジャパン)と一般の参加者が対決できる唯一の大会。今年度は、3月14日に武蔵野総合体育館で開催予定。
「ボッチャ東京カップ2020予選 ―大学選手権西日本大会―」概要
日時
2019年11月23日(土)(13時受付開始)
会場
大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス 体育館(大阪府堺市中区学園町1番1号)
参加チーム
8チーム
主催
一般社団法人 日本ボッチャ協会
本学「ボッチャ部」について
2008年にASC(Adapted Sports Club、障がい者スポーツクラブ)が発足(前身校の大阪府立看護大学内)。その後、本学総合リハビリテーション学類理学療法学専攻の学生らが中心となり、2017年にASCからボッチャに特化した同好会、そして翌年の2018年には学生団体「ボッチャ部」を設立。部員数は現在36名で、ボッチャの普及を目的に地域で行われる大会に選手やアシスタント、審判として参加。ボッチャ日本代表選手らの強化合宿のサポートも行っている。
- 大阪府立大学 ボッチャ部活動実績(67KB)
学生のコメント
地域保健学域 総合リハビリテーション学類 理学療法学専攻 2年生 橋本 朋子
今年で西日本大学選手権は第三回を迎えることとなりました。大阪府立大学は3年連続で運営スタッフ・選手として参加してきましたが、これまで優勝はできていないため、今年こそはと意気込んでいます。また、今大会には関西圏の多くの学生の参加が決まっており、初参加の大学が3校もあります。大学生がボッチャという競技に熱中し、交流するという機会は多くないので、優勝を狙うのはもちろんのことながら、大会そのものを楽しむということも大切にしたいと考えています。
教員のコメント
大阪府立大学 総合リハビリテーション学研究科 教授 奥田 邦晴(一般社団法人日本ボッチャ協会 代表理事)
ボッチャは、ルールがわかりやすく、誰もがすぐに親しめるスポーツです。そして、ひとたびボールを投げてみれば、その奥深さや面白さ、難しさに魅了されてしまいます。最近では、障がいの有無、年齢、性別に関係なく、幅広い多くの方々がボッチャを楽しんでいます。
東京カップは、火ノ玉ジャパンや企業、小学生チームなど様々な方が参加する大会です。大学生チームとして、大会を大いに盛り上げて下さる事を期待します。
ボッチャと大阪府立大学
奥田 邦晴 教授の専門は障がい者スポーツで、障がい者スポーツへのバイオメカニクス技術の導入などの研究アプローチからボッチャに携わり、現在は一般社団法人日本ボッチャ協会の代表理事も務めています。ボッチャ日本代表の強化合宿が本学体育館で行われるなど、奥田教授をはじめ片岡 正教講師や大学院生、理学療法学専攻の学生たちは、これまで科学的にボッチャのトレーニングをサポートしてきました。
SDGs達成への貢献
大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。
本研究はSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」に貢献しています。
関連情報
- 総合リハビリテーション学類の研究者・学生が貢献! ボッチャ日本代表(Webマガジン ミチテイク・プラス)
- バイオメカニクス技術を活用し、〈ボッチャ〉パラリンピック代表選手の競技力強化に貢献(Webマガジン ミチテイク・プラス)
お問い合わせ
大阪府立大学 広報課(担当 皆藤・西野)
Tel 072-254-9103