大阪府立大学

文部科学省「宇宙航空人材育成プログラム」に本学プログラムが採択!―平成30年9月より育成プログラムを始動―

更新日:2018年12月14日

このたび、文部科学省の平成30年度 宇宙航空科学技術推進委託費「宇宙航空人材育成プログラム」に、大阪府立大学(プログラム研究代表者 工学研究科 小木曽 望 教授)のプログラム「超小型衛星開発とアントレプレナーシップ教育を通じた宇宙システム活用人材の育成」〈略称 PERSEUS(ペルセウス)〉が採択されました。

3プログラム全21件の申請の内「宇宙航空人材育成プログラム」では計9件の申請があり、審査の結果全国で計4件(内、公立大学の採択は1件)採択されました。

宇宙航空人材育成プログラム概要

採択プログラム名

超小型衛星開発とアントレプレナーシップ教育を通じた宇宙システム活用人材の育成

採択期間

平成30年度~平成32年度 3年間(平成30年9月より育成プログラムを開始)

実施機関

大阪府立大学

共同参画機関

株式会社レヴィ、株式会社インディージャパン

人材育成の目的

スタートアップ企業の存在感が高まっている、昨今の宇宙開発の流れに適応できる人材を育成する。

人材育成の手法

これまで大阪府立大学が培ってきたシステム思考・デザイン思考・アントレプレナー教育と超小型人工衛星を念頭に置いた宇宙工学を、体系的に融合した新しい教育プログラムを構築し、大阪府立大学に設置する「小型宇宙機システム研究センター」の大学生・大学院生に試行。これにより、学域・学類(学部・学科に相当)の枠を超えた「宇宙ビジネスを念頭に置いたアントレプレナーシップ教育プログラム」の構築をめざす。

目的と背景

このプログラムは、スタートアップ企業の存在感が高まっている宇宙開発の流れに適応できる人材を育成するために、これまで大阪府立大学が培ってきたシステム思考・デザイン思考・アントレプレナー教育と、超小型人工衛星を念頭に置いた宇宙工学とを、体系的に融合した新しい教育プログラム構築に向けて、株式会社レヴィ(大阪府立大学発ベンチャー企業)・株式会社インディージャパンを共同参画機関として取り組みます。

本学大学院工学研究科が2005年に設置し、活動を続けている「小型宇宙機システム研究センター」の宇宙開発に興味のある学生を対象に、高度人材育成センターとも協力して教育プログラムを試行します。

このプログラムの試行を通して、小型宇宙機システム研究センターの将来を担う学生を育てるとともに、宇宙ビジネスを開拓する心意気を涵養することをめざします。

略称名 PERSEUS(ペルセウス)について

本プログラムに親しみを持ってもらい、多くの学生に参加してもらおうと、採択後、小型宇宙機システムセンターの学生たちが「PERSEUS(Program of Education through Research of Satellites and Entrepreneurship for Utilizers of Space)」と命名しました。学内外でPR活動し、プログラムの定着を図ります。

関連リンク

お問い合わせ

大阪府立大学 高等教育推進機構 高度人材育成センター(宇宙航空人材育成プログラム)(担当 小木曽、柴田)

Tel 072-252-6183 Eメール perseus[at]ao.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。