大阪府立大学

わたしたちの暮らしを支える結晶の魅力に触れよう!「結晶への探検―A Journey into Crystals―」のご案内

更新日:2018年11月9日

大阪府立大学は、11月23日(金・祝日)から11月25日(日)に、主に中学生・高校生を対象として、中百舌鳥キャンパス学術交流会館で「結晶への探検 ―A Journey into Crystals―」を開催します。

このイベントは、結晶の不思議や魅力を約40枚ものポスター展示(和式の掛け軸スタイル)や実際の鉱物を使って解き明かし、結晶がどのように私たちの生活に関わり、どのような働きをするのかを4種類の実習体験で、わかりやすくご紹介します。

今回は本学の他に、大阪市立大学・フランスのグルノーブル大学の先生にもご講演いただきます。

1. 開催日時

2018年11月23日(金・祝日)11時~16時
24日(土)10時~16時
25日(日)10時~15時

(注意)随時入場可

2.会場

大阪府立大学中百舌鳥キャンパス C1棟 学術交流会館

3.体験できる実習

ポスター展示(和式の掛け軸スタイル)の図

ポスター展示(和式の掛け軸スタイル)

結晶、鉱物の展示や観察 

地球深部を占めるかんらん岩、地球生命を育んだ蛇紋岩など興味深い様々な岩石、それら岩石を構成する鉱物をご覧いただきます。それらを偏光顕微鏡で見るとまるで万華鏡のような不思議な世界が拡がります。岩石、鉱物を通じて地球の息吹を感じていただきたいと思います。

多面体の作製(折り紙)

結晶の世界は、サイコロやピラミッドのような形の多面体で表すことができます。この実習では1枚の折り紙で、または複数の折り紙を組み合わせて、複雑な平面図形や立体を作り、折り紙の結晶の作成を楽しんでいただきます。

超伝導の磁気浮上

超伝導リニアの実用化によって、「超伝導」という言葉を耳にする機会が増えた方も多いのではないでしょうか。本実演では、-196度に冷やした超伝導体の上に、磁石を浮かせる実験を行います。超伝導の性質を、より身近に感じていただければと思います。

レーザー光回折

様々な回折格子(結晶)にレーザーを当てることによって異なる模様が現れます。この模様は結晶中の原子の並び方で決まります。いろんな結晶にレーザーを当てて、結晶中の原子の並び方を見てみよう。

4.対象

主に中学生・高校生、科学に興味のある方

5.参加費

無料(事前申し込み不要)

6.主催

大阪府立大学 研究推進機構 NanoSquare拠点研究所

7. 後援

堺市教育委員会、Comm-O-Ka —Ltd.、日本顕微鏡学会

関連情報

お問合せ先

公立大学法人 大阪府立大学 研究推進機構

NanoSquare拠点研究所 所長 森 茂生(工学研究科 教授)

NanoSquare事務局 中谷 美翔

Tel 072-254-9733Eメール nanosquare2[at]21c.osakafu-u.ac.jp  [at]の部分を@と差し替えてください。