いま最も注目されているアカデミア創薬の最新動向を紹介 大阪府立大学「創薬シンポジウム」―意外にあるねん!府大創薬!―
更新日:2018年11月2日
大阪府立大学は、アカデミアの創薬研究が期待されている中、本学の創薬研究を多くの方に共有することを目的とした「創薬シンポジウム」を2018年12月4日(火)に虎ノ門ツインビルにて開催します。
現在、本学では中分子医薬やDDS(ドラッグデリバリーシステム)・薬物動態・疾患モデル動物などの開発研究が行われていることに加え、2019年4月に法人統合する大阪市立大学との戦略領域の一つとして「バイオエンジニアリング」が掲げられるなど、創薬研究に力を入れております。
本シンポジウムでは国、企業、大学の立場で創薬研究・開発に関わる有識者を講演者に招き、アカデミア創薬への期待と市場化に至るまでの課題等を共有します。また、同会場にて大阪府立大学研究者によるプレゼンテーションおよびポスター展示を行い、大阪府立大学が有する創薬系の研究シーズをわかりやすく紹介します。
開催概要
日付 | 12月4日(火)13時~17時30分(受付開始12時) |
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会場 | 虎ノ門ツインビル 地下1階カンファレンスホール(東京都港区虎ノ門2丁目10番1号) |
内容 |
1. 講演
2. 5人の大阪府立大学研究者による研究ラインナップ紹介
3. ポスター展示(20~30テーマ) |
対象 | どなたでも |
参加費 | 無料 |
事前申込 | 関連情報の 詳細よりお申し込みください。(11月26日締切り) |
主催 | 大阪府立大学 |
後援 | 大阪府、日本製薬工業協会、公益社団法人日本化学会、一般社団法人日本臨床検査薬協会、一般社団法人日本医療機器産業連合会、一般財団法人バイオインダストリー協会 |
「大阪府立大学の創薬」に関するデータ
ライフサイエンス系企業への就職者数
卒業年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
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就職者数 | 93名 | 79名 | 100名 |
外部資金獲得額(ライフサイエンス分野)
年度 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
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外部資金獲得額 | 7億9700万円 | 5億7700万円 | 6億2200万円 |
「大阪府立大学の創薬」特色について
大阪府立大学では、犬iPS細胞の作製や2018年のノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶教授らが発見したがんに対する免疫応答の制御に関連するタンパク質(CTLA4)を用いたがん治療法などの研究が行われています。また、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)で用いられるホウ素薬剤は府大で開発され、治験移行しております。
SDGs達成への貢献
大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。
本研究はSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」、「4:質の高い教育をみんなに」に貢献しています。
関連情報
お問い合わせ
大阪府立大学 研究推進本部 研究推進課(担当 日高)
Tel 072-254-9686 Fax 072-254-6529 Eメール thidaka[at]ao.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。