大阪府立大学と大阪信用金庫がデータサイエンスに関する連携協定を締結―新たな産学連携! データ活用の高度化とその人材育成で協力!!―
更新日:2018年4月27日
公立大学法人大阪府立大学(理事長 辻 洋)と大阪信用金庫(理事長 髙井 嘉津義)は本日4月27日、データサイエンスの分野において、大阪府立大学におけるデータサイエンス人材育成および教育・研究活動の活性化ならびに大阪信用金庫における地域産興および業務改善を目的とした連携協定を締結しましたので、お知らせいたします。
本取り組みのポイント
- 大阪信用金庫が保有するデータ等を大阪府立大学が分析する、また大阪信用金庫が分析を実施する際に大阪府立大学がアドバイスすることなどを通じて、関西の地域産業振興に役立てるための施策を両者が共同して立案する。
- 大阪府立大学は教育・研究活動の一環として、大阪信用金庫から提供されたデータを利用することで、データサイエンス人材の育成と活性化を図る。
- 大阪信用金庫と大阪府立大学の両者が連携・協定することで、データ活用による新たな価値の創造による地域産業の活性化に貢献する。
今後の具来的な取り組み
- 顧客の経営課題に対する大学の持つシーズの活用
大阪府立大学 現代システム科学域 マネジメント学類の教員らが、理論的な研究だけではなく、より実用性の高い研究内容の紹介を行うほか、データサイエンスに関する理論、課題解決の手法を大阪信用金庫に対して提言することで、顧客満足度の向上および融資商材の発掘につなげる。 - 大学での講演・講義
大阪府立大学 現代システム科学域 マネジメント学類 経済データサイエンス課程ならびに大学院 経済学研究科の演習・ゼミにおいて、実際に大阪信用金庫の保有する管理データを使用した講演・講義を実施予定。 - 具体的なシーズとニーズのマッチングミーティング
1と2を通じ、顧客ニーズと大学のシーズのマッチングをめざすミーティングを開催。
お問い合わせ
公立大学法人 大阪府立大学 研究推進課(担当 日高)
Eメール thidaka[at]ao.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。