特別シンポジウム「SOGI(性的指向・性自認)の多様性と学生支援について」のご案内―なぜ今、大学の取り組みが必要なのか?―
更新日:2017年7月5日
大阪府立大学では、性的指向(Sexual Orientation)や性自認(Gender Identity)を理由とする差別や偏見のない大学をめざし、今年4月に「大阪府立大学SOGI(Sexual Orientation and Gender Identity)の多様性と学生生活に関わるガイドライン(解説1)」を策定しました。同様の動きは全国の大学にも広まりつつあります。
これを受け、次のとおりシンポジウムを開催します。イベントでは、ガイドライン策定の背景やこれまでの取組みを紹介するほか、本学の教員ならびにゲストスピーカーをお招きし、なぜ大学でSOGIの多様性に対する理解と学生支援が必要なのかについてお話をしていただきます。
日時 | 2017年7月18日(火) 13時~15時30分(部分参加も歓迎) (注意)受付は12時30分から開始 |
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場所 | 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス 学生交流会館(C1棟) 多目的ホール |
内容 | 【発表】13時 「大阪府立大学の取組について」田間 泰子(大阪府立大学 教授) 「大阪府の取組について」金嵜 修(大阪府人権局人権企画課 課長補佐) 【基調講演】13時20分 加藤 悠二(特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ 職員) 【パネルディスカッション】14時 「各大学における現状と課題」 〈コーディネータ〉 東 優子(大阪府立大学 人間社会システム科学研究科 教授) 〈パネリスト〉 本間 直樹(大阪大学 COデザインセンター 准教授) 武田 丈(関西学院大学 人間福祉研究科 教授) 加藤 悠二(特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ 職員) 田間 泰子(大阪府立大学 人間社会システム科学研究科 教授) |
参加費 | 無料 |
定員 | 当日、先着200名 (注意)事前申し込みは受付けていません |
主催等 | 【主催】学生委員会 【共催】ダイバーシティ研究環境研究所、人権ハラスメント委員会 【後援】人間社会システム科学研究科女性学研究センター、フダイバーシティプロジェクト (すべて大阪府立大学の団体です) |
詳細については、イベントWebページをご覧ください。
(注意)駐車場はございませんので、お車での来場はご遠慮ください。
用語解説
大阪府立大学SOGIの多様性と学生生活に関わるガイドライン
大阪府立大学は、2017年(平成29年)4月1日に「大阪府立大学SOGI(Sexual Orientation and Gender Identity)の多様性と学生生活に関わるガイドライン」を策定しました。従来の「性的マイノリティ(少数者)」にかえて、LGBTという総称が日本でも定着してきましたが、本ガイドラインでは、当事者のアイデンティティや自称が多様であることを踏まえ、「誰」に焦点化するLGBTではなく、「何」を理由とする差別・偏見の問題であるかに焦点化するために、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字を合わせたSOGIという略語を使用しています。本学は、このガイドラインに従って性的指向や性自認を理由とする差別や偏見のない大学をめざし、各種の取り組みを実施します。
関連情報
お問い合わせ
シンポジウムに関するお問い合わせ
大阪府立大学 学生課 学生サポートグループ 榎井
Tel 072-254-8390 Eメール opuac[at]ao.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。取材に関するお問い合わせ
大阪府立大学 広報課 塩根
Tel 072-254-9103 Eメール koho[at]osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。