公立大学法人大阪府立大学

“まちライブラリー@大阪府立大学”2013年度グッドデザイン賞受賞(公共のためのサービス・システム部門)

更新日:2013年10月7日

「まちライブラリー」とは、メッセージを付けた本を通じて人と出会うことを目的に、まちの中にあるカフェやお寺、病院、オフィスなどに本棚を置き、そこに本を持ちより、図書館として活用していこうというものです。すでに大阪、東京をはじめ全国に約60ヵ所に設置されています。

大阪府立大学では、本年4月に開設した学外拠点I-siteなんばに「まちライブラリー@大阪府立大学」を設置。21世紀科学研究機構観光産業戦略研究所(所長 橋爪紳也教授)の研究活動の一環として、一般社団法人まちライブラリー(代表 礒井純充)に企画運営を委託しています。

これまでにも、多くの市民が本を持ちより、育てる図書館として、幅広い年代、多様な府民が利用する活動拠点として利用され、「新しい図書館」のあり方や市民が参加するイノベーティブな大学の学外拠点として高く評価されてきましたが、大阪府立大学と一般社団法人まちライブラリーでは、今回の受賞を機に市民との協力のもと、さらに市民と大学との協働活動拠点として発展させていきたいと考えています。

1 概要

名称 まちライブラリー@大阪府立大学
概要 本を持ちより人と出会う参加型の図書館
プロデューサー 礒井純充
橋爪紳也(大阪府立大学教授)
デザイナー 家具デザイン 服部滋樹 (graf)
内装デザイン 牧野雅一(大林組)
本棚デザイン 澤田直美

まちライブラリーの風景"

2 プロデューサーからのコメント(礒井純充)

利用者が本を持ちより図書館を育て、運営してもらいながらコミュニティを形成し、まちの活動拠点にしようという発想を評価いただき誠に嬉しく思っております。これを機に市民が、自ら育てる図書館活動をさらに促進していきたいと考えております。

3 グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

本があるのが図書館だが、「まちライブラリー」には1冊の蔵書もない。訪れた人がそれぞれ本を持ち寄り、本をテーマに周りの人と語りあう場であり、本が人と人の交流の媒体となる「新しい図書館のあり方」を示している。

中でも2013年4月にオープンした「まちライブラリー@大阪府立大学」では、大学側が設立を支援し、市民がさまざまなイベントを企画開催して、連日、多くの来館者で賑わっている。新しい形の「地域・市民密着型の図書館」を生み出したという点で、大学のイノベーションとしても高く評価できる。

4 WEBサイトでのグッドデザイン賞受賞紹介ページ

5 グッドデザイン賞受賞展

「グッドデザインエキシビション2013」でまちライブラリーを紹介。

10月30日(水)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2013」会場で、まちライブラリーが本年度受賞作として紹介される予定です。

グッドデザインエキシビション2013

  • 会期 10月30日(水)~11月4日(月/振休)
  • 会場 東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
  • 主催 公益財団法人日本デザイン振興会

6 グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は39,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

お問い合わせ

【まちライブラリーについて】

一般社団法人まちライブラリー

代表 礒井 純充

Tel 03-6406-6201

【大阪府立大学の取り組みについて】

公立大学法人 大阪府立大学 21世紀科学研究支援課

担当 中野 弘一

Tel 072-254-8327