大学院工学研究科
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2量子放射線系専攻量子放射線工学は、原子力工学分野の基盤であり、高度な科学と技術が融合した学際領域です。現代の産業、医療や原子エネルギーを支える量子線、放射線の広い活用分野を視野に、持続可能な社会の発展と安全を基本とする文化の創造に貢献します。量子放射線と物質との相互作用の素過程を解明し、関連施設を活用した実地教育・研究を実践すると共に、最先端技術に触れ、応用知識を深めて研究開発能力を身につけます。量子放射線工学は、広く社会とかかわり、安全とその文化の構築が不可欠であり、人間性や高い倫理観を基に、社会に貢献できる技術者・研究者を育成します。身近な暮らしを支える量子放射線、高度な技術・研究の場がここにあります。量子放射線工学分野物質・化学系専攻自動車・航空機・コンピュータ・薬・ナノ材料から生命体まで、現代の社会を支えているものはそれらを作り上げている物質に他なりません。本専攻では、有機化合物、セラミックス、半導体、金属などの幅広い物質群を対象に、原子・分子レベルの構造解析から、電気的・光学的・化学的・機械的性質や機能評価まで、様々な物質のミクロやナノの科学を学びます。目で見えない世界を観るのが魅せどころです。特に大学院では学域で学んだ基礎科学を世界に通用する最先端研究にまで高め、国際会議などに参加して意見交換を行い、研究者としての第一歩を踏み出します。専門を深めるとともに幅広く物質・化学に関する素養を身に付け、役立てることができる研究者・技術者を育成します。ミクロの科学を探究し、目に見えない世界を、魅せる技術で社会につなぐ。応用化学分野化学工学分野マテリアル工学分野電気・情報系専攻電気情報システム工学分野知能情報工学分野地球環境と調和した循環型システムや、いつでも・どこでも・だれでも情報にアクセスして処理・活用し互いにコミュニケーションできるネットワーク社会への関心が高まるなかで、現在だけでなく未来にわたって快適な日常生活を支え、世の中を発展させていくために、電気、情報、通信から生産に至るシステムの設計・計画・運用を体系的に理解し、ソフトとハードの両面を使いこなせる人材が強く求められています。本専攻では、電気電子システム、先端エネルギーシステム、情報通信システム、生産システム、コンピュータソフトウェア、情報ネットワーク、認識と学習などに関する専門知識を持ち、人と環境に優しいスマートコミュニティとインテリジェントネットワーク社会を担う研究者・技術者を育成します。ソフトとハードの融合で、未来にわたって世の中を支え、発展させていきます。 さらにいくつかの専門分野で構成されています。

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