大学院工学研究科
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26大学院で得た行動、計画、伝える力はどんな環境でも応用できると実感もともと開発系の仕事に就きたいと思い、学部から自然な流れで大学院に入り、「有機化合物の発光現象とその原因解明」について研究しました。研究では上手くいかない事が多く、原因と方策を考える「自主的な行動力」が身につきました。また、研究について教授との打ち合わせ、設備・実験・試薬の準備といった「計画性」、さらに研究内容を短時間で理解してもらうための「伝える力」も鍛えられました。卒業後、ナガセケムテックス株式会社でスマホやPCなどに使用される電子部品用の樹脂開発をしていますが、化学的な知識はもちろん、行動、計画、伝える3つのソフトの力は、開発・研究職に欠かせないスキルだと実感しています。将来はマネジメントや経営面に携わり、開発職以外のさまざまな仕事を経験したいと考えていますが、大学院で得た経験は、この先のどんな職種や環境にも応用できると感じています。先端の研究環境で実践社会に役立つ周辺知識やスキルを磨ける工学部で学んだ4力学の中でも流体力学に面白さを感じ、大学院では「乱流の数値シミュレーション」について研究しました。研究室では成果発表会が多くあり、流体に関する知識をはじめ、プログラミングやPCの知識、プレゼン能力が自然に磨かれました。研究は未知の事柄について考察し一歩一歩前進させていきますが、その過程を先端の知識をもつ教授のサポートのもとで行えることは貴重な経験です。多くの人に役立つもので、スケールの大きな製品を作りたいという想いから、現在は鉄道車両の設計者として機器の搭載・配線配管の設計を行っています。答えの決まっていない事柄に取組み、モノを生み出すプロセスには研究室での経験が活かされています。今後さらに知識、経験、幅広い技術を身につけ、世の中の役に立つ仕事をしたいと思います。<所属先> ナガセケムテックス株式会社機能樹脂事業部 電子材料部機能材料課西村 和樹さんにしむら かずき2014年 応用化学分野博士前期課程修了<所属先> 川崎重工株式会社 車両カンパニー技術本部 設計部 第一設計課湯村 将司さんゆむら まさし2011年 機械工学分野博士前期課程修了

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