理学部/理学系研究科パンフレット
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Department of Biological Science23生物科学科とは?学科の特徴生−ミクロからマクロの眼で視て、 生命の普遍性と多様性の謎に迫る−生さんは何故生物科学科を目指すのでしょうか?小さい頃にテレビでみた生命現象の神秘、生物紀行のおもしろさ、野外で見かけた様々な動植物の不思議、それとも現在の目を見張るようなバイオテクノロジーの数々、など様々な要因があることでしょう。理学部の教員一同は、皆さんのこれらの様々な生物科学に対する興味を大切にしながら、最先端のライフサイエンスを習得できるように、これまでに無いモダンな教育システムの構築を目指しています。皆れらで得られた基礎知識を基に、主に3年次からは皆さんの興味のある専門の講義や実験・実習を選択して、学問を深めていくことが出来るようになっています。4年次における卒業研究で一つのテーマを構築し、それを自分でやり遂げることができれば、研究結果の如何にかかわらず人生の一つの節目となるでしょう。我々生物科学科教員一同は、これらの体験が、大学院で、また就職先で大いに役に立つことを願い、またそれが実現できるような教育を目指しています。こDepartment of Biological Science▲酵素免疫測定法による抗原抗体反応の解析物の示す様々な生命現象は実に不可思議です。この生命現象のしくみを、ミクロな原子からマクロな生物個体や生態系までの様々なレベルで明らかにしていくのが、生物科学のおもしろさです。生物科学科では、種を越えて存在する普遍的な生命反応のしくみを理解するとともに、環境に応じて進化した生物の多様性についても学習し、生命とは何か、を考えます。21世紀は生物・生命科学の時代といわれています。生物科学科には、あなたの興味を大切にしながら生物科学のスペシャリストになるための教育研究環境が整備されています。物科学習得という塔を建てようとすると、まず基礎がしっかりしていなければなりません。またすそ野が広いほど高い塔を建てることが出来ます。野外の観察や生物の分類に興味のある人も、その基礎にある様々な生命現象の原理に関する知識が無ければ、その理解は浅薄なものになってしまいます。生物科学科では、2年次までに生物学に関する体系的な幅広い基礎知識の習得を目指しています。これらに必要なカリキュラムには、分子生物学から生態学までの講義と生物科学実験が組み込まれています。またライフサイエンスに必要な最新の分析手法に関する機器分析学なども含まれています。http://www.b.s.osakafu-u.ac.jp/

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