大学広報誌OPU Vol.01「新」
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充実した教育プログラムと研究体制で21世紀■将来を担う人材の育成現代社会をいきいきと生き抜くためには、専門技術や知識とともに幅広い視野が求められます。それを養うための教養教育と、基礎的知識・能力を習得するための基礎教育を行います。これによって、本学が目指す「高度研究型大学」の基盤を支えます。■教育改革のために当機構の「高等教育開発センター」は、全学の教育改革の中心として、本学における教育内容・方法の改善に関する取り組みを組織的・継続的に行います。このようなFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動を通じて、時代にかなった大学教育の実現を目指します。■開かれた大学として当機構の「エクステンション・センター」は、本学における教育・研究の成果を広く地域社会に還元するために、公開講座などの企画を体系的に運営します。また、地域の諸機関と連携・協力し、地域社会に学習の機会を広く提供します。大学教育への新たな挑戦―教養教育から教育改革まで―総合教育研究機構■次の3つの問いに、あなたはどう答えますか?人の基本はことばです。ことばは文化を創造します。けれども、ことばはウソも許容します。「あなたはことばを大切にしていますか?」人が社会を作りあげ、社会は人をはぐくみます。けれども、社会は時として、人を傷つけます。「あなたは社会とどう向き合いますか?」人はひとりでは成り立ちません。他者理解は福祉の第一歩です。けれども、理解には痛みを伴うことがあります。「あなたは他者を理解しようとしていますか?」この3つの「問い」、どれかひとつでも心に引っかかるなら、人間社会学部で学んでみませんか。また、大学院は、社会人や留学生も多く在籍しており、こうした「問い」を広く受け入れています。そして、人間社会のさまざまな事象に挑戦する意欲と能力の育成を目指して、研究を続けています。言語文化、人間科学、社会福祉、人間と社会を基本にすえた学問がここにあります!人間社会学部看護学部■看護実践のエビデンスを探求長い歴史に支えられた看護の臨床の知を科学的な目で見直し、実践の根拠・よりどころとなるエビデンスを探求しています。看護学という古くて新しい学問体系の構築に、あなたも貢献してみませんか?■高度専門職業人の育成がん看護など特定領域における卓越した臨床実践家である専門看護師の育成コースを、大学院博士前期課程に設置。多数の先輩が全国で活躍しています。■eラーニングによる学習サポート全国トップレベルの充実した指導体制とeラーニングにより、いわば人とシステムの両面から看護学という新しい学問体系の学習をサポートします。看護の質を支える│エビデンスの探求と高度専門職業人の育成。■学風本学部は国内のリハビリテーション関連職種養成系学部の中で唯一、理学療法学・作業療法学専攻に加え栄養療法学専攻を擁し、食と健康の観点を備えた新しい総合リハビリテーション学の創造に挑んでいます。大変少人数で家庭的な雰囲気の中で勉学に励むことを通して、最新の知識・技術の習得のみならず、将来のリハビリテーションのリーダーを担うにふさわしい人材育成を目指しています。各専攻には学士編入生も5名前後入学し、豊かな人生経験を持つ彼らとエネルギーに満ち溢れた一般入学生が切磋琢磨しあって、前向きな学風が醸成されつつあります。さらに、平成19年4月の総合リハビリテーション学研究科(大学院)修士課程の設置を目標に申請準備を進めるなど、より高い水準の教育・研究体制の確立に、教員・学生がともに目標を一つにして取り組んでいます。少数精鋭で総合リハビリテーション学の構築を!総合リハビリテーション学部14

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