教育PRO 平成30年2月27日

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29教育PRO（第3種郵便物承認）平成30年2月27日【若手起業家の学生】LiveDeli（ライブデリジャパン）　 安達健二さん（工学研究科 電気・情報系専攻 博士前期課程２年）演奏で笑顔を広げたい演奏家と、感動を共有したいユーザーとを繋ぐＯ２Ｏプラットフォームやジャズの演奏家をパーティーに呼べ　名刺には会社のキャッチコピーがこう書かれていました。五線譜をモチーフにした会社ロゴ。もちろん顔写真も…。――安達さんは、大学院生として専門の研究に取り組みながら、２０１６年１１月、音楽の出張演奏サービス「LiveDeli」を知人と起業しました。営業エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県から始まって西日本にも拡大中です。「ジャンルはクラシックからジャズ、日本の伝統音楽、ゴスペルなど現役音大生やＯＢ・ＯＧを中心に１５０名を超える演奏家ネットワークを持っています。活動内容は、同窓会、自宅でのホームパーティー、保育園や特別養護老人ホームなど、音楽を求めるところであれば、どこでもお伺いします」　安達さんはディレクション全体を担当し、顧客と打ち合わせを行い、出張先に同行し会場の演奏環境を整えるのが主な仕事です。「演奏が盛り上がり、“楽しかった、ありがとう”とお客様から感謝の言葉を頂くことが一番の喜びです。演奏家自身はもっと喜びを感じているようです」　法人化の手続きも終わり、４月からは「若手起業家」として事業を進めることにしています。　今年度、「LiveDeli」は大阪府立大学後援会の「こと起こし事業」に採択され、そのチャレンジ精神が称えられました。　自身の音楽との出会いは小学生時代に児童合唱団に参加したこと。パートは男性ですがアルトでした。大学生になってからは歌う機会はなくなりましたが、「出張先で、急きょパーカッションを担当したことがあります。結構楽しかったです。音楽とはこれからも離れられないと思います」　「演奏家の登録をもっと増やし、営業エリアも西日本にも広げたい」と起業家の顔をのぞかせました。　（聞き手・佐藤安市）学生紹介

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