教育PRO 平成30年2月27日
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19教育PRO(第3種郵便物承認)平成30年2月27日ートを比較した結果はいかがでしたか。高橋 12月から1月の時期にアンケート調査を実施したのですが、本学の特徴的な結果として「第一志望であり満足のいく就職先である」の回答が61・7%(284名)もありました。リクルートの全国調査の平均が30%前後ですからかなり高いといっていいと思います。総括すると、2015年度調査(学域生)によれば、本学の卒業生は高い確率で内定を得て就職活動を終えており、しかも第一志望の企業で満足していることが明らかになっています。 以上、学域・学類制導入後の教育環境整備ではまだまだ解決すべき課題はたくさんありますが、おおむね成果を挙げつつあると評価しています。学生と保護者の期待には応えることができているのではないかと自負しています。副専攻の導入とその成果について――“垣根のない大学”をめざすカリキュラムとして、学域・学類制導入でさらに魅を対象に学域・学類制導入前後の変化についてのアンケートを実施しています。経過選択制を採っていますので、1年次後期で各課程に共通する専門の基本的な内容を学習し、2年次で課程配属されて、専門的な内容を学習するシステムをとっておられますが、学生調査における課程配属に焦点を当てた項目でどのような結果が出ましたか。高橋 2015年の卒業生が学域・学類制の1期生に当たるので、ピンポイントで調査しました。878名のうち約6割に当たる518名が「(課程配属は)良かった」と答えています。一方で、「不満に思う」学生は7・4%と少なかったです。それは配属自体がよくなかったというのではなく、科目の履修に関する内容が不満だったようです。希望する課程に進むことができなかったという理由ではありません。従って、学生の目からは「課程配属」はおおむね評価されるとみていいと思います。――次に就職活動について、2014年学部卒業生と2015年学域卒業生のアンケ他大学との比較グラフ

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