大学院GUIDEBOOK2021_総合リハビリテーション学研究科
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23 ■総合リハビリテーション学研究科 生活機能・社会参加支援系領域 小島 久典 講師 1.主な研究内容について 障がい者のADL動作に関する研究や、中枢疾患における上肢・手指の運動精度に関する基礎的研究、福祉用具の開発に関する研究などを中心に実施しています。また、近年は障がい者の災害対策に関する研究にも取り組み、多くの研究疑問に関する検証・実証を行いたいと考えています。そして、臨床における客観的な評価・治療プログラムの発展に寄与することを目的に取り組んでいます。 主なテーマ ・障がい者のADL動作と生活環境に関する研究 障がいのある方にとってどのような環境が過ごしやすいのかなど、環境のデータや筋電図等の生体データをもとに研究しています。 ・上肢・手指の運動学習・運動精度に関する研究 中枢疾患における麻痺手・上肢の運動精度及び脳機能連関、運動学習による上肢機能の効果的介入等に関し生理学的データを基に研究しています。 ・福祉用具の研究開発 障がいのある方が在宅・施設において、より安全で利用しやすく、自立度の改善・介護負担の軽減が図れる福祉用具の研究及び開発を行っています。また、災害など緊急時に役立つ福祉用具・デバイスの開発を行っています。 ・障がい者の防災に関する研究 災害時における障がい者の避難環境に関する研究をしています。特に避難所・福祉避難所などのバリアフリーを中心に調査 研究を実施しています。 2.主な共同研究先 大阪市立大学、金城大学、大阪府立大学工業高等専門学校、箕面市立病院、関西電力病院、国立病院機構南京都病院など 3.今まで指導した学位論文名 2020年度:ALS患者における意思伝達装置入力のためのスイッチ動作の解析 4.主な論文 ・Kojima H, Inumaru T, Ueda T: Evaluation of evacuation environment of disabled persons in designated shelters,Journal of Environmental Rehabilitation Science, 2(1), 1-5, 2018 ・小島久典, 犬丸敏康, 宮嶋愛弓, 上田任克:高齢者による手指で押す力の調節における日常運動の影響,医学と生物学,156(9),660-665, 2012 ・小島久典,岡田行央:手指押し動作における手関節の影響,医学と生物学,153(10), 457-462, 2009 ・Kojima H, Inumaru T, Abe R, Ueda T: Prototype Quantitative Mechanical Device for Measuring Tactile and Pressure Sense: Measurement of Movement Precision in Hand Palsy Associated with Cerebrovascular Disease,Journal of Rehabilitation and Health Sciences, 5, 39-41, 2007 ・小島久典,犬丸敏康,上田任克,日垣一男,内藤泰男,高畑進一:示指及び中指の押し力における接触部位の画像解析,Journal of Rehabilitation and Health Sciences, 4, 39-42, 2006 ・犬丸敏康,生田宗博,柴田克之,西村誠次,小島久典:単関節筋と二関節筋における筋活動の特性の比較 モデル研究,金沢大学つるま保健学会誌, 30(1), 79-86, 2006 5.現在の指導している大学院生数 M1:1名 6.どのような大学院生の受け入れを希望するか? 様々な事柄に興味・関心を持ちながら、じっくりと主体的に探究していく方を歓迎します。そして、リハビリテーション・作業療法・関連分野における疑問を科学的に探索する意欲ある方を希望します。業務との兼ね合いもあるかと思いますので、Skype・ZOOM等積極的に活用し一緒に研究を進めましょう。

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