経済学研究科 サテライト教室入学案内2021
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近年ビジネスのグローバル化が進み、企業活動は急速に複雑さを増しています。経営学分野・法学分野では、このような複雑で変化の激しい企業活動を中心に、非営利組織も含めた組織活動を研究対象として、経営学・会計学・法学といった様々な角度から理論的・実践的な教育・研究を進めています。理論的研究と同時に、実践的なディスカッションを通し、グローバルな産業社会の発展に貢献できる、実践的・創造的能力を備えた高度の専門的職業人の育成を目指しています。そのため、経営戦略論、経営組織論、労務管理論、マーケティング論、経営情報論といった経営学関連科目、管理会計論、財務会計論といった会計学関連科目、公法、租税法、民法、商法などの法律関連科目を複合的に学ぶと同時に、修士論文の作成を通して分析力・論理的思考力を身に付けます。経営学分野・法学分野で理論を学び、自己の経験を活かした修士論文を作成することにより、理論と現実の結びつきを理解し、実践につながる分析力、論理的思考力を身に付け、現実のビジネスにおける問題解決につなげていきます。また教員並びにこれまでの多くの優秀な修了生とのネットワークを獲得することもできます。幅広い知識を習得し、修士論文を作成し、課程を修了された方には修士(経営学)MBAの学位が授与されます。経営学分野・法学分野「戦略経営・法務」学習プログラム資源・景観マネジメント地域マーケティング生活文化デザイン地域文化プロデュースサテライト教室においては、経営学分野・法学分野の「戦略経営・法務」学習プログラムと観光・地域創造分野の「地域文化プロデュース」学習プログラムの2つが用意されています。「観光資源や景観のマネジメント」、「地域の観光マーケティング」、「生活文化のデザイン」の3分野が重層する部分を「地域文化プロデュース」と名づけ、本学習プログラムの中核概念に位置づけています。観光・地域創造分野「地域文化プロデュース」学習プログラムグローバルな大交流時代の観光立国においては、観光を基軸とした地域創造に貢献しうる高度な専門知識と分析能力、そして斬新な構想力を兼ね備えた人材が求められています。 本プログラムでは、特に関西・近畿圏に豊かに存在する都市型あるいは都市隣接型観光の諸資源を多角的に捉え、増大するインバウンドを上質で持続可能な観光行動へと誘引しつつ、各地域の魅力を再発見し賑わいを再創造しうるビジョンを持った変革志向の実践的専門家を養成します。観光と地域創造に関する新たな研究領域を開拓するために、本プログラムは、観光資源や景観の「マネジメント」、デスティネーション地域の「マーケティング」、生活文化の「デザイン」、この3つを基幹的な課題分野として設定し、各領域で展開される個々の研究を「地域文化プロデュース」を中核概念とする研究領域へと有機的・総合的に統合することを基本的なフレームワークとします。「地域文化プロデュース」学習プログラムでは、ともすれば個別の事象へと分裂・埋没しがちな研究領域を、確かな理論的基盤と方法論に裏打ちされた俯瞰的視角から捉え直し、さまざまなアプローチや分析手法を駆使しながら、それぞれの研究成果を修士論文にまとめていきます。課程を修了された方には修士(学術)の学位が授与されます。経営学専攻経営学分野・法学分野「戦略経営・法務」学習プログラム観光・地域創造分野「地域文化プロデュース」学習プログラムサテライト教室 社会人プログラム02経営学専攻3

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