2019年度版 環境報告書 (要約版)
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「2019年度版」は、2018年度における本学の社会的責任USR (University Social Responsibility)に関する活動の成果を取りまとめ、 外部評価を得て2019年11月に公表しています。 全4章、55ページの構成となっています【本編】もぜひご覧ください。 http://www.osakafu-u.ac.jp/info/efforts/environment/ 2019年度版の特徴は、学生らしく難しい内容をわかりやすく説明する等の工夫に加え、各記事とSDGs(持続可能な開発目標)との関わりを強調するために、すべての記事にSDGsのアイコンを付しています。本編はこちらから SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))」の略称であり、17の目標、169のターゲットからなっています。2015年に国連で採択され、2030年までに世界全体で達成を目指す国際目標です。 17の目標は様々な分野に及んでおり、21世紀のいま考えられる問題を すべて網羅していると言えます。温暖化対策など環境問題も多く含まれており、環境報告書の本編では各記事が17の目標のどれに関連するか、 各ページにアイコンで示しています。 持続可能な開発目標SDGsとの関連性 本学研究推進機構の資源循環工学研究所長も務めている小西教授は、パン酵母等を用いてレアメタルや貴金属を回収するリサイクル技術などを長年研究されてきました。2019年度末で定年退職されるに当たり、学生が持つべき心構えについて伺ったところ、次の3Rを磨けと教えられました。 【Responsibility】社会人としての責務の自覚 【Respect】相手に敬意を払う態度、また相手から リスペクトされるよう努める姿勢【Response】相手の期待に応じられる対応力 人間力の3Rを磨こう! 皆さんご存じのとおり、プラスチックは馴染み深い、人々の生活に必要不可欠な素材です。しかし、無造作に捨てられてしまったプラスチックの行き先をご存知でしょうか? それは海です。今世界の海洋がプラスチックごみであふれ、深刻な環境問題を引き起こしています。 マイバッグやマイボトルを活用し、使い捨てプラスチック容器の利用を減らすなど、私たちにできる対策を実践しましょう。海洋プラスチックごみ問題 小西 康裕教授 環境報告書は、環境配慮促進法に基づいて作成・発行するもので、大学ではUSR(大学の社会的責任)活動の一環として、学内外で実践している環境面の取り組みや活動に伴う環境負荷の実態等をまとめて公表しています。公立大学における環境報告書の発行は法的には努力義務となっていますが、本学では2012年度から、全国でもユニークな取り組みとして学生が主体となって作成しており、2019年度版で8冊目となりました。本編もぜひご覧ください。 環境報告書とは・・・ 「E~きゃんぱすの会」は、本学の環境報告書を作成・編集する学生実行委員会です。教職員の指導や協力を得ながら、学生目線でより多くの人が読みやすく理解しやすい報告書作りを目指しています。2019年度は本会の活動が朝日新聞に取り上げられ、メディアの注目も得ることができました。環境報告書の記事を書いてみたい、編集を経験してみたい本学学生は下記の問い合わせ先まで気軽にご連絡ください。 Eえ~きゃんぱすの会とは 2019年4月、本学と大阪市立大学(以下、「市大」)は法人統合して、日本最大の公立大学法人となりました。市大でも学生有志が環境報告書の作成を担っており、環境報告書を通じた学生同士の交流を始めました。お互いの環境報告書を紹介しあい、記事の内容だけでなく読みやすい配置や構成の重要性を学びました。これからもお互いの良いところを吸収し、より多くの人に読んでもらえる報告書づくりに努めます。 大阪市立大学との交流 問い合わせ先 大阪府立大学 研究推進機構 環境教育研究センター 〒599-8531 堺市中区学園町1番1号 e-maileco-question@21c.osakafu-u.ac.jp対象とした範囲 ■中百舌鳥キャンパス■羽曳野キャンパス■りんくうキャンパス■工業高等専門学校■I-site なんば土地面積 635,861 ㎡建物延面積 287,496 ㎡ 教職員数 学生数 881 人 8,572 人 (2018 年 5 月 1 日現在) 大阪府立大学の規模 (全キャンパス合計)

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