平成30年度版(平成29年度報告)環境報告書
47/56

第4章 環境マネジメント 担当:環境教育研究センター事務局 【キャンパス環境対策に係る項目】平成28年度の目標 キャンパス環境対策への学生の参加、学生の視点からの環境対策の策定及び環境報告書の作成D 「環境報告書(平成28年度版)」については学生による作成・編集体制は維持したものの教職員の関与が増加した。E~きゃんぱすの会による省エネポスターの作成はこれまでどおり進めた。公募になった「環境推進員」に応募はなく、学生の視点から環境対策は停滞した。 生物多様性拠点としての中百舌鳥キャンパスのビオトープ化の推進B 里環境の会OPUを中心に中百舌鳥キャンパス内の水質調査、生物調査の実施し、キャンパスビオトープの形成に寄与した。 羽曳野キャンパス、りんくうキャンパス、工業高等専門学校については環境に配慮した施策の検討C 各キャンパスにおいては、緑の配置、植生の維持管理を適正に進めた。 「環境報告書企画・評価会議」の有効かつ適切な運営B 法人の運営方針等を決定する「企画・戦略会議」において、「環境報告書(平成28年度版)」の承認、平成29年度版の作成方針が示された。 エネルギーの使用量、二酸化炭素の排出量については、当面、前年度比1%以上の削減C 法人全体の床面積当たりのエネルギー使用量は、前年度比0.5%の減であったが、省エネルギー活動は活発に展開するとともに、特高変電所見学会、省エネ授業、中百舌鳥キャンパスにおけるESCO事業等を実施した。 再生可能エネルギー利用の検討C 既存の太陽光発電については引き続き発電を継続しているが、再生可能エネルギー利用についての検討はほとんど進んでいない。紙類 1人当たりの用紙類の購入量の前年度以下の削減D 法人全体の1人当たりのコピー用紙の購入量は前年度比8.5%の増であった。 1人当たりの水の使用量の前年度以下の削減C 中百舌鳥キャンパスの中水利用は拡大したものの、法人全体の1人当たりの上水道使用量は横ばい状態であった。 廃水中の有害物質の濃度の厳格な安全管理C 廃水中の有害物質については、これまでと同様、関係法令を遵守し、安全管理を進めた。一般廃棄物 1人当たりの一般廃棄物量の前年度以下の削減C 法人を挙げて、廃棄物の分別収集の徹底が進められているが、中百舌鳥キャンパス、羽曳野キャンパス、りんくうキャンパスで可燃ごみの排出量データを把握することができたところである。産業廃棄物 産業廃棄物の適切な管理・分別・回収を進めるための学内の体制の整備、運営C 産業廃棄物については、引き続き、関係法令を遵守し、適正な管理、処分等に努めた。化学物質 化学物質の使用に関して基礎的な知識の周知とその適正管理の徹底B 化学物質については、新たに「化学物質管理要綱」及び同要綱に基づき「化学物質安全管理委員会」を立ち上げ、より適正に管理を進めることとした。環境物品の調達 目標を100%とするグリーン調達の推進C 平成28年度についても、グリーン調達を推進したが、一部の分野では100%の目標が達成できなかった。【環境関連研究と環境人材育成に係る項目】 環境関連研究の充実B 環境関連の研究については、従前どおり、積極的に進めた。 大学及び大学院において環境に関する教育機会の増加B 学域対象の副専攻「環境学」、大学院対象の「国際環境活動プログラム」については、引き続き、実施する等、環境に関する教育機会は増加した。【地域連携に係る項目】 環境に関する情報公開や公開講座を体系化し、地域社会に分かりやすく提示B 白鷺祭等における学生主体の各種環境関連イベントの実施、公開講座の開講、堺市が推進する環境啓発事業「堺エコロジー大学」受講生の環境学への参加、環境出前授業の実施を進めた。 地域社会の活動に積極的に参加し、産学官民の連携による環境活動の計画・実践C 地域社会の連携については、これまでと同様に積極的に進めた。 広域避難地として役割を果たせる体制整備の拡充及び地域防災のネットワークとその支援体制の整備B 防災に関する資機材、非常食等の備蓄の推進や学生団体との連携を進めた。自己評価:A(高い)、B(やや高い)、C(普通)、D(やや低い)、E(低い)キャンパス環境対策の推進項 目創エネルギーの推進環境に関する情報の公開と知識の共有地域社会を軸にした産学官民の連携体制の整備防災拠点としての大学の役割の推進環境関連研究の推進エネルギー使用の抑制資源循環と廃棄物の削減水環境人材育成のための教育の推進自己評価平成28年度目標に対する自己評価45大阪府立大学環境報告書

元のページ 

page 47

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です