平成28年度版(平成27年度報告)環境報告書
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大阪府立大学環境報告書 55 ○産業廃棄物については、関係法令に基づき、適正処理を進めた。○化学物質については、関係法令に基づき、適正管理を徹底した。○平成27年度については、前年度に引き続き、グリーン調達方針を定め、試行的にグリーン調達を実施するとともに、集計を行ったところ、紙類98.2%(A4換算)、文具類97.5%(金額)等となった。○平成28年度のグリーン調達方針を作成した。○環境に関する海外との共同研究、連携としては、平成23年9月にベトナム国家大学と調印した「JST-JICAにより推進している地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)における二大学間の共同研究に関する協定」により、バイオディーゼル燃料(BDF)プロジェクトを推進している。○エコ・サイエンス研究所において、引き続き、B3棟において、エネルギー最適化の研究を実施した。○21世紀科学研究機構資源循環工学研究所においては、引き続き、有機廃棄物からメタンを生成する研究を進めた。○その他、工学研究科、生命環境科学研究科においては、バイオガス生成に関する研究開発を推進した。○全学域生対象の副専攻「環境学」、全大学院生対象の「国際環境活動プログラム」は、平成27年度においても引き続き開講した。また、副専攻「環境学」を構成する4科目については、平成27年度から「地域再生(CR)」副専攻の科目としても位置付けられた。○現代システム科学域の「情報とサステイナビリティ」、「環境とサステイナビリティ」、「マネジメントとサステイナビリティ」の3科目については、平成27年度も引き続き、開講した。○平成28年2月に開催した「エコ・サイエンス研究所シンポジウム」においては、堺エコロジー大学に関係する企業、小学校、団体の参加を得て、環境情報の発信、環境意識の普及にも貢献した。○平成27年5月の友好祭、11月の白鷺祭において、環境部エコロ助主導により、模擬店でリユース食器が使用された。リユース食器の使用枚数はそれぞれ約7,000枚、約10,000枚であった。○副専攻「環境学」と「堺エコロジー大学」との連携講座は、平成27年度も継続し、「環境・生命・倫理」8名、「環境学と社会科学への招待」7名、「自然環境学概論」6名の社会人が受講した。○環境に関する出前授業を7回実施した(各回の受講予定者数は30~280人)。○大阪市立大学を始めとする関西地域の大学、堺市、関係企業との連携により、一般社団法人大阪湾環境再生研究・国際人材育成コンソーシアム・コア(CIFER・コア)を中心に、大阪湾の環境再生、国際人材育成の活動を展開した。○平成27年10月22日に高専を含む全学一斉の防災避難訓練を実施し、3,000名を超える教職員、学生が参加した。○平成27年度においては、前年度に引き続き、非常食、飲み水等に加えビスコ、ライスクッキーも備蓄した。

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