環境報告書2015年度(要約版)
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第2章 循環型社会の形成に向けて 可燃ごみ及び資源ごみ 工業高等専門学校を含む各キャンパスでは、分別・回収された紙類、空き缶・空きビン、ペットボトルを再資源化し、廃棄物の削減に努めています。 平成26年度の紙の購入量は15,989千枚(A4用紙換算)で前年度比14.4%増となりました。各キャンパスの教職員、学生1人当たりの紙購入量の推移は右図のとおりです。 中百舌鳥キャンパスにおける平成26年度の空き缶・空きビンの回収量は11,040㎏で前年度比14.9%増加、ペットボトルの回収量は7,320㎏で前年度比20.9%増加しています。 水資源の有効活用 生活用水、実験用水として利用する上水については、法人全体で、平成26年度は約160千m3の上水を使用し、前年度比6.1%減となりました。キャンパス別1人当たりの上水使用量の推移は下図のとおりです。 中百舌鳥キャンパスでは中水システムを整備し、B廃水の一部を消費電力の小さい再利用ユニットを用いて処理した後、学内のトイレの洗浄水として再利用しています。中水使用量とその割合については右図に示すとおりです。 きれいなキャンパスを目指して 中百舌鳥キャンパスでは、平成21年度から大学職員の方々がボランティアで外周清掃を行っています。時間帯は8時15分から8時45分、実施日は毎月第3月曜日ですが、第3月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日に、雨天の場合は第4月曜日に実施し、第4月曜日も雨天の場合は中止しています。 国道310号線沿いのうち、産学連携機構門(東門)から白鷺門、白鷺門から大学西側市道との交差点まで、大学西側の市道沿い歩道とB4棟南側市道沿い歩道の四つのブロックに分かれて清掃しています。 参加人数は1回当たり約40人で、最近は地元のボランティア団体である「堺SAクーリンクラブ」の会員様4~5名にも支援を頂き、地域住民、教職員の方々から好評を得ています。 グリーン調達の状況 「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)に基づくグリーン調達については、法人全体で独自のグリーン調達方針を作成の上、平成25年度に試行的に開始し、平成26年度も継続しました。試行2年目は、グリーン調達実施率を上げるために物品購入フローを見直すとともに、調達結果集計の改善を図り、紙類を金額からA4換算枚数に変更し、工事も初めて集計しました。調達方針に掲げた目標は概ね達成しました。 紙の年間購入量(A4用紙換算)の推移(法人全体) キャンパス別1人当たりの紙購入量の推移 清掃活動の様子 中水使用量とその割合(中百舌鳥キャンパス) 0510152025050100150200250H22年度H23年度H24年度H25年度H26年度(%)(千m3)中水利用量(㎥)上水使用量(㎥)中水利用割合(%) キャンパス別1人当たりの上水使用量の推移

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