環境報告書2014年度
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大阪府立大学環境報告書 45演習を終えて オープンキャンパスにおいてツアーを行うことにより、大阪府立大学に来る機会の少ない高校生やその保護者の方々に、環境活動に積極的に取り組む大阪府立大学の姿勢と魅力を紹介し、環境に興味を持ってもらうことができました。また、普段立ち入ることができない施設を見学し、参加者に満足してもらうことができました。 しかし、大阪府立大学で力を入れている「キャンパス・ビオトープ」は時間の関係であまり紹介をすることができませんでした。また、最先端技術の研究施設の紹介が中心で、参加者が身近に感じられるような環境活動を強調することもできませんでした。今回身近な環境を知ってもらうことも目標の一つでしたので、学生主体の活動をもっと紹介すべきだったと感じました。 今回のツアーを通じて、府大に通う私たちでも、環境問題や環境関連施設について知らなかったことがたくさんあり、それらを知る良い機会となりました。今後、SNSや大学のホームページなどをもっと利用し、府大の環境について知識を得るとともに、平成26年度以降もこのようなツアーができればより多くの人に環境に興味を持ってもらえるのではないかと思います。<担当>文山知紗(人間社会学部人間科学科)池田留巳(経済学部経済学科)中川久深子(現代システム科学域環境システム学類)西村美咲(現代システム科学域環境システム学類)藤本知美(現代システム科学域環境システム学類)松村美里(現代システム科学域環境システム学類)松岡弘樹(生命環境科学域緑地環境科学類)大学の取り組み 全学の学域・学部生を対象とする副専攻「環境学」と全学の大学院生(博士前期課程)を対象とする「国際環境活動プログラム」を合わせた環境人材育成教育プログラムは、平成22年度に開設したもので、表4-3に示すとおり、年々、履修生が増加しています。特色の一つとして、学域・学部、大学院とも実践型の演習科目を組み込んでおり、大学としては、今後もこの教育プログラムを充実させながら推進することとしています。

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