環境報告書2014年度
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28 OPU University Social Responsibility Report大学のオフィス古紙が紙袋に E~きゃんぱすの会では、平成25年度に環境部エコロ助、教職員と協働で手提げの紙袋を製作しました。原料になったのは廃棄コピー用紙で、オープンスペースで学生が出したもの、教員研究室と職員事務室から出たものです。経 過・平成25年5月  E~きゃんぱすの会から21世紀科学研究機構エコ・ サイエンス研究所に提案・7月  E~きゃんぱすの会の事業として取り組むことし、 廃棄コピー用紙を300㎏回収することを決定・8月~10月  環境部エコロ助、関係教職員の協力を得て、廃棄コ ピー用紙を古紙として回収・10月  E~きゃんぱすの会、環境部エコロ助、関係職員が 製紙会社を見学・12月  E~きゃんぱすの会が紙袋のデザインを制作・平成26年1月  紙袋が完成( 4,000枚)・4月  平成26年度入学生に対して各種配布資料の持ち帰 り用紙袋として配布特 徴 学生の発意・提案で紙袋の製作が実現したこと 原料が100%古紙(キャンパス古紙30%、牛乳パッ ク古紙(徳島の古紙問屋より) 70%)であること 製造過程でも環境負荷低減を意識した紙袋である こと(漂白剤未使用、製造時に地下水・再利用水を 使用、印刷時インクの利用量削減) 大学の既存紙袋のデザインを踏襲し、府大産再生紙 の循環図を意識したデザインであること この紙袋製作は、学内紙資源のリサイクル推進が主たる目的ではなく、①大阪府立大学で発生した古紙原料を用いた紙袋の配布・使用により、学生・教職員の古紙に対する意識を変革すること、②3Rを意識した学内の紙資源有効利用に学生、教職員が取り組むマネジメント案を検討することの2点を意識した活動です。これを機会に3Rの中で優先順位の高いリデュース(排出抑制)に取り組むために、学生と教職員が一体となって紙資源の有効利用を行う環境整備やシステムの提案につなげていきたいと考えています。  担当:水上裕貴・・・・

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