環境報告書2014年度
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24 OPU University Social Responsibility Report実験系廃棄物等 法人全体で実験や研究活動に伴い、廃プラスチック、金属くず等の一般的な産業廃棄物に加え、廃酸や廃アルカリ等の実験系普通産業廃棄物、有害物質を含有する廃液や廃油、汚泥等が発生しています。 全キャンパスでの産業廃棄物の排出量について表3-1から表3-3 にまとめています(りんくうキャンパスは平成21年度からキャンパスを使用)。廃プラスチック、ガラス、がれき、金属くずの排出量の推移は表3-1、表3-2に示したとおりで、毎年268トンから422トンの産業廃棄物を排出しています。工業高等専門学校では、廃プラステックやガラス等に分別困難な産業廃棄物を混合廃棄物として業者に処理を委託しています。種類ごとの排出量は不明ですが、体積にして毎年100㎥前後を排出しています。 また実験系普通産業廃棄物の排出量・処分量の推移は表3-3に示したとおりで、年度毎に排出量は大きく変動しています。 特別管理産業廃棄物としては、実験室において回収した強酸、引火性廃油等が発生しており、普通廃棄物同様、排出量は年度毎に大きく変動しています(関連データ参照)。特に、感染性廃棄物に関しては羽曳野、りんくうキャンパスからの排出量が大部分を占めます。 これらの産業廃棄物については、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、特別産業廃棄物の処理計画書等を提出するなど、関連法令を遵守することはもとより、大学独自に「廃棄物の手引き」を作成し、適切に処理を行ってきたところであり、今後とも適切な処理を継続していきます。  担当:水上裕貴

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