環境報告書2014年度
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大阪府立大学環境報告書 9 図1-4にキャンパスごとの延べ床面積当たりのエネルギー使用量を示しました。延べ床面積当たりのエネルギー使用量は、りんくうキャンパスが最も大きく、次いで中百舌鳥キャンパス、羽曳野キャンパスで、大阪府立大学工業高等専門学校が最も小さくなっています。図中で上の横線が、医学系を除く大学の平均的なエネルギー消費量1,300 MJ/m2、下が小・中・高等学校の平均的なエネルギー消費量420MJ/m2を表しています。これと比較すると、中百舌鳥キャンパスは大学の平均的なエネルギー消費量よりやや大きく、工業高等専門学校は小・中・高等学校の値とほぼ同じ値で、平均的なエネルギー消費量であると言えます。りんくうキャンパスについては、獣医系の建物であることを考慮すると、医学系に近いと考えられますが、大学(医学系)の平均3,550 MJ/m2と比較すると、エネルギー消費量は大幅に小さくなっています。 図1-5に平成25年度の中百舌鳥キャンパスにおける棟別の電気使用量割合を示しました。B4棟については、棟の改修工事が行われ、平成25年度よりA9及びB11棟から工学域の一部が移転したため、東・西に分けて示しています。平成24年度と同様に、B5棟(物質棟)が最も大きく、次にC10棟(先端科学研究センター)、A13棟(サイエンス棟)となっています。太陽光パネルによる発電の現状 太陽光パネルによる発電量については、中百舌鳥キャンパスのC20、C21棟(植物工場)の状況を表1-3に示しました。平成25年度、C20棟では機械の故障のため発電量が減少しましたが、C21棟では発電量がやや増加しました。これらの発電した電気はC20、C21棟内で使用されています。 大阪府立大学工業高等専門学校の太陽光パネルによる発電量は表1-4に示すとおりです。これらの発電した電気は工業高等専門学校内で使用されています。  担当:松山圭希注)平成26年1月11日~3月24日:発電量欠測  担当:松山圭希

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