環境報告書2013
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大阪府立大学 環境報告書|27 ウラナミシジミ コサギ カワセミ ウシガエル マガモ アメリカザリガニ アオイトトンボ シオカラトンボ ハクセキレイ 府大池 いちょう並木 白鷺門通り 白鷺門 中百舌鳥門 担当:内村未穂子 (理学部生物化学科) 藤本千恵 (生命環境科学部 緑地環境科学科) イラスト:里環境の会 OPU キャンパスのビオトープ化を目指して この中百舌鳥キャンパス全体をビオトープと位置づけ、多様な生物がにぎわい、自然と人間活動の調和を実感できる空間の創造を目指しています。 それに伴い、このキャンパスのメインストリートとなる白鷺門通りをはじめ、府大池周辺や公道に面したエリアが整備されました。さらに、環境を考える上で必要となる継続的な環境の把握のために、水質調査や生物調査などの府大池を中心とした環境調査も行われています。 生物調査 中百舌鳥キャンパスの環境の生物指標として、チョウ類とトンボ類のルートセンサス調査を行っています。この調査では、4月から11月にかけて月2回、定められたルート(地図上赤と青の太線参照)を歩いて、みられたチョウやトンボの数を記録しています。 水質調査 府大池を中心とした5つのポイントで、月1回、水温、pH、栄養塩類、有機物量などの計測・分析をしています。 府大池について、中谷直樹准教授と平井規央助教にお話を伺いました。インタビューを本誌p.28 で紹介しています。

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