平成24年度版 環境報告書
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51555555災害ボランティア派遣事業について 学生:大学の活動だからこそ出来たと思うことを教えてください。大学と府が一緒に取り組んで率先して募集したことで(被災地に)行けた人はいたと思います。意識が高かった人、行きたいけどどうしたらいいのか分からなかった人が活動に参加することが出来て、すごく良かったと思います。実際内勤をやっていてそういった声もたくさん聞きました。また長靴や寝袋なども用意してくれて、そういった物資のサポートは非常にしっかりしていました。そういった声は実際参加者の方々から多く頂きました。第1陣の募集の広報はポータルサイトへの掲載と門の看板のみでしたが、3日間ですぐ定員は埋まってしまいました。大体の人が「待ってました」とおっしゃっていました。それ以前から個人的な相談もいくつかありましたし、今「災害ボランティア登録」をしている方の中でも、個人で被災地で活動している学生もいます。 学生:現状ボランティアの数は減ってしまっているのですよね。 すごく。今でこそ必要なのですけど。「今でも何かすることあるんですか」っていう声も多いけど、今が大切なのに。 学生:そういった声を大学側が拾って学生に発信することが、大学のできる支援だということですね。 はい。絶対した方がいいと思います。 大阪府立大学は東日本大震災発生後、どのような対応をしてきたのか。(*「東日本大震災に対する大阪府立大学の対応」参照)また、今後防災についてどのように地域と関わっていき、貢献できるのか。大阪府立大学学生サポートグループ職員で、ボランティアセンターv-stationの担当である松居さん、また岩手県遠野市のボランティア団体「遠野まごころネット(特定非営利法人)」で長期支援活動を行い、今後も活躍が期待される経済学部3回生の原元さん、お2人に特にこれから、大学ができることについてお話を聞いてきました。かもたくれ

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