平成24年度版 環境報告書
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404大学からの回答ためのラウンジ(バーベキューや鍋を囲むことのできるような空間)を設けることなどが考えられます。多様な価値観を持った人と気軽に交流できるように、新たなツールを生かした交流の場として、どのようなキャンパスを形作っていくのか、求められている機能の変化をより積極的に取り入れていくことも必要と言えます。これからも、よりよいキャンパス・ビオトープをめざして整備を行い、自然環境の中で自然と共生しながら、また学生や教職員がお互いに交流できる、垣根のないキャンパス作りが望ましいのではないでしょうか。映できるようなプロセスを重視することが大切だと考えられます。みんなで考えるキャンパス作りを追及することで、みんなに愛されるキャンパスに生まれ変わっていくことができるのではないでしょうか。これからの大学のキャンパスのあり方って何だろう? キャンパスグランドデザインでは、キャンパス・ビオトープとしての機能を高めるとともに、学内外の垣根を越えた交流の場としての機能を高めることも示されています。これまで、施設改修や府大池周辺・白鷺門通りなどの景観といったハード面での整備は進んできました。今後は、「円卓会議」のような場を盛り上げていくためにも、キャンパスでのコミュニティ形成を促すようなソフト面での整備を行う必要があると考えます。例えば、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを利用し、学生や教職員の新たな交流を企画する、その交流の キャンパス整備は、環境に配慮して推進してきたところですが、引き続き、「円卓会議」等において、学内関係者の意見、学生のみなさんの希望や考え方もお聞きしながら、キャンパス・ビオトープとしての整備も進めていくこととしています。

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