平成24年度版 環境報告書
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29292929292292 本学の「オープンスペース」では、本学の文化部 「環境部エコロ助」が「紙の使用量の削減・有効利用」を目的に、大きく3つの活動を実施しています。印刷時に両面・集約印刷を推進するために2006年度から設置し、今はPCのトップ画面にもそのPDFファイルを開設。印刷に失敗した紙の再利用・再資源化を目的に2010年度に導入し、裏紙の利用促進や古紙回収量の増加を促す。上記2活動を学生に周知し、その実施を目的に2007年度に開始し、各学部の1回生必修の情報の講義の際に、両面集約印刷の手法や古紙回収箱の使い方を紹介。 今後、学生の紙使用量が多いオープンスペースで紙資源の再使用、再資源化をより促進する際に必要な活動であり、学内全体の紙資源の3R推進に反映できる活動です。 図2は空き缶・空き瓶の、図3はペットボトルの回収量の推移を示したものです。空き缶・空き瓶、ペットボトルとも、回収量は年によって大きな変動が見られます。 紙類、空き缶・空き瓶、ペットボトルは、分別・回収の後に再資源化され、廃棄物の削減につながっています。資源の有効利用の観点から、紙については使用量の減量化に取り組み、また、日常発生する廃棄物については、徹底した分別収集を進める必要があります。 このためには、学生、教職員とも意識の向上が必要であり、今後も「キャンパス環境対策推進会議」の「環境推進員」を通じて、意識啓発に取り組むこととしています。            す。  Column 大学の事業・教育研究活動には、多くの紙類や文房具などの消耗品が必要となります。大阪府立大学では、これらの購入にあたって、環境への負荷ができるだけ少なくなるような製品とサービスを選ぶ、「グリーン購入」を積極的に行っています。さらにこの取り組みを進めるために、今後は、グリーン購入・調達の推進を図るための方針を学内で作ることを目標としています。

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