平成24年度版 環境報告書
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283Sが利用できるパソコンスペース「オープンスペース」が使用量の多いところになっています。教職員の場合は、日常業務で紙が使用され、不要になった各種資料や書籍がごみとして発生します。 資源の有効利用の観点から、学生に対しては、学生団体が紙の「リデュース」を積極的に呼びかけており、教職員も電子データの活用によるペーパーレス化、裏紙利用や両面印刷等に使用量の抑制に取り組んでいます。(詳細については、コラム『学生主体の紙の有効利用―文化部・環境部エコロ助の取り組み―』参照)。 さて、図1は、各研究室をのぞく、全キャンパス内で使用される紙の購入量を示したものです。課題や資料の印刷で使われるA4 用紙が各年とも多く、次いでA3用紙が続きます。 平成23年度は特にA4用紙の使用が増えており、紙の「リユース」・「リデュース」意識の浸透と、一層の削減努力が必要です。  中百舌鳥キャンパスで発生する廃棄物については、分別収集を徹底しています。日常発生する廃棄物については、「燃えるゴミ」、「空き缶」、「空き瓶」、「ペットボトル」の4種類のゴミかごまたはゴミ箱が29箇所に設けられており、毎日、20箇所の集積場に集められています。集められた廃棄物は、リサイクルが可能なものを除き、いわゆる事業系一般廃棄物として堺市において焼却処分されています。 しかしながら、可燃ごみ等については発生量の計量が不十分であり、取り組み効果を定量的に把握することが困難です。このため、当面は、発生量の計量化を進めるとともに、一層の発生抑制に努めることとしています。一般廃棄物のうち、発生量が多く、大学の運営、活動に密接に関連する紙ごみと飲料用の缶・ビン・ペットボトルのリサイクルについての取組状況は以下のとおりです。  紙ごみは、教職員からも学生からも大量に発生しています。その処理は、機密性の高いものを除き、月に一度、回収され、リサイクル業者に引き渡されて再資源化されています。機密性の高い紙ごみは、職員立会いの下、堺市において、焼却処分をしています。 紙の使用は、学生の場合、資料や課題のコピーが多く、有料で利用できるコピー機が置いてある場所と、在校生が年間200枚の枚数制限のもと、無料で印刷・コピー 大学の運営、活動に伴い発生する廃棄物については、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」等の関係法令に基づき、適切な処理を進めるとともに、3R(リデュース〈発生抑制〉、 リユース〈再使用〉、リサイクル〈再生利用〉)を推進するために、徹底した分別収集を行っています。 以下に、可燃ごみ及び資源ごみ、実験系廃棄物等、有害化学物質等、中水利用に分けて、中百舌鳥キャンパスにおける現状と今後の方向性を示します。 羽曳野キャンパス、りんくうキャンパス、府立大学工業高等専門学校においても、同様に3Rを推進しています。 中百舌鳥キャンパスで発生する廃棄物については、分 大学の運営、活動に伴い発生する廃棄物については、「適切な処理を進めるとともに、3R(リデュース〈発生するために、徹底した分別収集を行っています。 以下に、可燃ごみ及び資源ごみ、実験系廃棄物等、有ける現状と今後の方向性を示します。羽曳野キャンパス、りんくうキャンパス、府立大学工00100010002000200030003000400040005000500060006000H19H19H20H20H21H21H22H22H23H2311A3 A3 11500500A4A425025000B4B425025000B5 B5 22500500

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