平成24年度版 環境報告書
26/72

232222222本学植物工場研究センターでは、経済産業省による「先進的植物工場施設整備事業」、農林水産省による「モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業」の採択を受けています。前者についてはC20棟(鉄筋コンクリート造2階建、延床面積約1,000平方メートル、空調、照明、自動化等の植物工場に関する要素技術の研究開発施設)、後者についてはC21棟(鉄筋コンクリート造2階建、延床面積約1,000平方メートル:レタス、コケ、ハーブ、アイスプラントの栽培技術実証及び展示、研修施設)にて主に行っています。完全人工光型植物工場研究の重要な研究拠点として、「安心、安全、リッチ」な野菜を社会に届けるために、新技術の開発や、その技術を生かした新産業の創出を目指しています。主な事業内容としては、要素技術の開発、栽培管理技術の実証、普及を図るための展示、情報の収集と提供、大学カリキュラム・研修プログラムを通じた人材の育成  本学では、持続可能な社会に向けて、産学官連携のもと、さまざまな研究が展開され、その実証化に向けた事業が進んでいます。その中でも、省エネルギー対策も併せ持つ先端研究、平成23年度に運用を開始した植物工場研究センターについて、村瀬治比古教授にお話を伺いました。

元のページ 

page 26

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です