IRIS活動報告集8_2018年度
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アンケート結果参加者の声IRISは理系を選択したロールモデルとして、小中高生・受験生が抱える進路選択に関する悩みや不安を解消する機会を設けています。様々な活動シーンにおいてメンバーの研究内容や学生生活、進路選択の経験を伝ることで、小中高生・受験生の理工系進学へのモチベーションを高めてもらうことを目的としています。IRIS自身のキャリアを考えるセミナーに参加したり、サイエンスコミュニケーションを学んでスキルアップしていきます。桜咲くキャンパス内を散策する地域向けイベント「府大花(さくら)まつり」で、高校生・受験生向けコーナーを初めて開催し、IRISが、女子中高生の質問にグループトークで答えました。大阪府立大学の教職員と学生が共に活動している団体が集結し、活動目的や意義、様子などをアピールしました。IRISは、活動を「伝える」「学ぶ」「連携する」の3つの柱として紹介し、ブース展示では活動に興味を持った学生に個別で質問に答えました。理系への進路を考えている女子中高校生、受験生とその保護者を対象に開催しました。女子中高校生、受験生はIRISと少人数でのグループトークで、保護者には、運営委員の先生方から、大学生活の様子や研究の内容などについてお話し、質問に答えました。大日本住友製薬株式会社の女性活躍・男女共同参画の取組や研究所概要について説明を受けた後、研究所を見学しました。また理系女性社員による講演の後、参加者を交えて、理系女性社員とグループトークを行いました。IRISがミニセミナーで、学生生活や理系の魅力、研究の面白さについて講演しました。またブース・パネル展示では、大阪府立大学の入試情報と女性研究者支援の取組みなどの紹介を行いました。フォーラム終了後には、交流会が開催され、参加大学の学生が、イベントの感想や将来の夢などについてスピーチを行いました。文理問わず幅広い分野で活躍する女性が自身の経験や今後のビジョンについて意見を交わし、キャリアビジョンを描くヒントを提供するパネルディスカッションで、IRISが登壇しました。また5年後、10年後の将来像やアクションプランを検討するグループワークでファシリテーターを担当しました。大阪府立大学ネイチャービュー 府大花(さくら)まつり『リケジョ相談コーナー』教職学コラボ団体展〜府大のええとこ紹介します!〜オープンキャンパス2018『めざせ!理系女子コーナー 先輩と話そう』企業研修 in 大日本住友製薬株式会社日経ウーマノミクスフォーラムシンポジウム『ダイバーシティ研究環境整備と女性研究者の未来』OSAKA女性活躍推進ドーンdeキラリフェスティバル2018『輝け!ワタシたちのキャリアプラン』日程2018年4月7日(土)会場大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(B2棟)参加者数22名IRIS(工)森脇、(生)平田日程2018年6月21日(木)会場大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(B12棟)IRIS(理)黒田参加団体理系女子大学院生チームIRIS(アイリス)、MICHI?TAKE!、夢こもんず、Share Campus!、ボランティア・市民活動センターV-station、学生FDスタッフ、E〜きゃんぱすの会日程2018年8月3日(金)・4日(土)会場大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(C5棟)参加者数110名(中学生・高校生・受験生82名、保護者28名)IRIS(工)汐﨑、(工)田中、(工)津屋、(工)木田、(工)中井、(工)大久保、(工)尾崎、(工)茂野、(工)永田、(工)片山、(工)辻、(工)森脇、(工)西尾、(工)金武、(工)佐藤、(生)奥山、(生)高島、(生)中嶋、(生)東﨑、(生)平田、(理)大橋、(理)黒田、(理)冨上、(理)平野、(人)田、(人)山﨑日程2019年1月28日(月)会場大日本住友製薬株式会社総合研究所参加者数14名(うちIRIS2名)IRIS(生)高島、(生)飯高日程2018年8月31日(金)会場大阪国際会議場(グランキューブ大阪)主催日経ウーマノミクスプロジェクト実行委員会(日本経済新聞社)IRIS(工)須佐、(工)吉田、(生)飯高、(理)平野日程2018年9月8日(土)会場大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)主催大阪府、関西経済連合会、Girls in Tech、OSAKA女性活躍推進会議、大阪府立大学、南大阪地域大学コンソーシアム参加者数20名IRIS(生)山口、(人)藤森【IRIS企画実施講習会】サイエンス・キャンパスを実施する上で、より実践的かつ具体的な手法とフローを習得するために講習会を実施しました。サイエンスコミュニケーションの基礎や、実施フローチャート、事例説明を行った後、実際に実験案を選んで120分の企画を立てるグループワークを行いました。日程2018年6月13日(水)、15日(金)会場大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(A6棟)参加者数46名講師中野恭子【生徒】●理系は大変でも、夢があったら頑張れると分かったので、私もどんなことであれ、頑張りたいと思いました。●色々な学科の方がいる中、自分が興味のあることをその勉強をしている人から話を聞けたのでよく分かりました。ネットだけでは分からないことが知れてよかったです。【保護者】●ご活躍されている卒業生の話を伺えてとても良かったです。安心しました。●学部卒業ではやりたい研究をやりつくしていないと言うのを聞いて、自分のやりたいことがしっかりあってすごいなと思いました。●パネリストの方のもっと早く始めたら、もっと失敗できたのにという言葉にハッとさせられました。実行していっぱい失敗していきたいです。(女性)●女性参画の意識を再考できた。(男性)●本日は男性の参加もありましたが、この女性の抱えている多くの問題を男女で考えて行かなければ今直面しているバリアは取り除けないと思います。男性もパネラーに加えて男性側の意見も聞いてみたいと思います。(女性)初めて登壇者として参加し、学生視点から進路選択や将来についてお話させていただきました。また、実際に社会でご活躍されている理系女子の先輩方と交流し、育児と仕事を両立させる難しさや、起業に至った経緯など貴重なお話を聞くことができました。自分の将来を考える上で選択肢をより広げられる良い機会となりました。(人)藤森私は、IRISの企業訪問の活動で大日本住友製薬株式会社さんを訪問させていただきました。製剤研究所や再生医療の研究所を見学させて頂いて、驚きと感動がたくさんありました。今まで臨床開発職ばかりを見ていたけれど、他にも魅力的なお仕事があることに気付きました。また、女性社員の方々とのお話は興味深くてあっという間で、楽しくも学びの多い時間となりました。貴重な機会をありがとうございました。(生)飯高フォーラムへの参加は、私にとってIRISメンバーとして学外で活動する初めての機会でした。研究者として活躍されている女性の方々や、働き方の多様化に取り組まれている企業のお話は、女性研究者の抱える課題を自分事として捉え、将来のキャリアを考えるきっかけとなりました。また、「大阪府立大IRISから聞く!理系女子の学生生活」と題したミニセミナーでの発表を通じて、来場した高校生に対して研究の魅力を直接伝えることができたと思います。(理)平野進路選択や大学生活に関する質問を多く受けました。話した後は「参考になりました」と言っていただけ、自分の経験が人の役に立てるのだなと大変嬉しく感じました。この企画が高校生たちの納得のいく進路選択につながれば幸いです。私自身も、お話をする中で今の進路を選んだ理由を再確認でき、これからも頑張っていこうと思えました。(工)木田良かった19%とても良かった81%

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